今日の福島県は午前中までは何とか天気が保つモノの
午後からは纏まった雨が降るとの予報
ここ最近、月~土までは好天でも週末日曜日になると天気か崩れるパターンになっています。
ハイキング好きサラリーマンにとっては土曜出勤(しかも好天)で
日曜日雨は精神的に堪えるなぁ
ってなわけで、半日で帰れる簡単に登れる山・・・というわけで、
今日は福島県中通り地方の最北端伊達郡桑折町にある半田山に行ってきました
郡山市にある額取山(安積山)にも行ってみたいのですが、
御霊櫃峠に上がるまでの林道にまだ雪溜りがあって、車で峠まで登れないとの情報があったのでね
半田山は2ヶ月前に登ろうと試みたのですが・・・低山の割には私の予想以上の雪山で、
ラッセル疲れと降雨と熊さん(らしき動物)の足跡におののき、撤退した苦い思い出があります。
今回はそのリベンジですね。
東北自動車道を福島県北端にある国見ICで降りると半田山自然公園へ
2月初旬に凍結した路面で苦しめられた林道も今の季節には雪はなくすいすい登れます
半田山自然公園に到着。
私以外誰も居ません
駐車場に車を駐めると身支度を整え出発、6時45分。
半田山を反時計回りに周回することにしました。
半田山自然公園管理センターの営業は4月1日からなんですねぇ・・・
桜の季節はもう少し先だし・・・ホントだったら1ヶ月後に来るべきだったんだ
最初は半田沼の周回路を進みます。
雪がないとホントにラクチン
は2ヶ月前ですが・・・
膝丈の雪道で一歩一歩がキツかった
今回は半田銀山中鋪坑跡に寄り道。
近世~明治時代まで半田山には銀山があったんですね。
半田沼から歩いて10分程で坑道跡に到着。
ちゃんと草刈りして管理しているから近づけるんですね。
江戸時代の中鋪坑口は崩落して消滅したそう
この坑口は昭和40年代になってから資源調査のために掘られた跡とのことです。
なお、半田(はんだ)付けの半田とはこの半田山に由来する・・・という説もあるようですが、
半田鉱山(銀山)には錫は産出せず、半田山という地名に由来した俗説との説が有力、らしい。
半田沼の向こう側に半田山山頂が望めますが・・・
少々ガスっていて天気崩れそう・・・早く登らなきゃ
北側駐車場から実質山道開始、7時20分。
この福島県の熊注意の看板、あっちこちで見ますが迫力あるなぁ
まぁこれから先は熊さんのテリトリー。
勿論熊鈴必携です。
万が一にでもクマと遭遇して私が傷つけば(死ねば)、
この場所は入山禁止となりその熊さんは駆除対象となってしまいます。
何とか互いに距離を保って穏便に行きたいものです
山の中はよく管理された針葉樹林帯
こういう見通しの良い山道は歩いていて楽
怖いのは藪や熊笹の中を突っ切る時です。
三森峠でイノシシ、安達太良山でツキノワグマに目の前で遭遇したことがありましたが、
見通しの悪い藪だと突然目の前に現れるわけで仰天してしまいます
距離板が100m間隔で設置されていて、こういうのは歩いていてモチベーション上がりますな
でも平坦な道路だと100mは1分ちょっとで歩けますが、山道だと数倍掛かりますなぁ
低山なんで稜線に出ても松林が続きます。
実は・・・「ゴォ~」というもの凄い強風が吹き荒れています。
やっぱり下界とは違うなぁ
唐突に半田山山頂に到着、8時25分。
標高831m
半田山自然公園管理センター駐車場から1時間40分(半田銀山中鋪坑跡寄り道含め)
まぁこの程度だと簡単ですね。
木々に覆われ、またガスが薄く掛かっていて視界悪し
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南側に帰路を取りますが・・・
山頂付近にはまだ残雪ありますね
途中、見晴らしの良い場所があります。
ハートレイクビューポイントですか
確かに半田沼がハート型に見えますなぁ
もうちょっと天気が良ければ最高なんですけどね。
急坂を下ります。
積雪していたら上り下りは厳しいだろうなぁ
簡単に林道駐車場に到着、8時45分。
ここまで車で上がれるんだぁ
林道使うと遠回りになるので再び山道に入ります。
立派な杉林ですねぇ・・・
夏の山登りは湿気と暑さで地獄の苦しみになるでしょうけど・・・
半田山キャンプ場まで降りてきました。
キャンプ場そのものはまだ休園中のようです。
2階建てのバンガロー。
2階がロフトタイプになっていてお金掛けてるねぇ
管理センターの駐車場に戻ってきました9時10分。
総計2時間25分。
急登あるけど運動靴程度でも十分に登れますな
夏は相当に暑いし、冬は雪が積もるから、
春と秋がハイキングシーズンですね。
写真のほか何もとらない
足跡のほか何も残さない
良い事言うねぇ
なお桑折町と書いて「こおりまち」と読みます。
知らなきゃ読めない地名ですな