半田山に登ろうとしたけどクマさんの足跡見つけて怖じ気づく・・・の巻 | 乾パンのブログ

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今日は折角の日曜日だしどこかにハイキングに行こうと画策。

ワカン買ったので試運転したかったのです。

但し土曜日は激務だったし、今日の福島県は悪天候との予報で高い山は無理・・・

 

 

ってなわけで今回は伊達郡桑折町にある半田山に行ってみることにしました。

場所は上矢印福島県中通り地方の宮城県境に近い北端。

 

明治時代まで半田銀山があった場所とのこと。

半田山自然公園(半田沼)を有する無雪期なら極簡単なハイキングを楽しめるそうですが・・・

雪が積もると雪山の入門コースとなるそう雪の結晶

 

 

朝の東北自動車道を北に進みます車

意外と天気良いぞあせる

 

 

国見ICで降りると半田山自然公園へと車を走らせますが・・・

前方に見えるのが半田山。

何だか山体崩壊っぽい面構えですが・・・実際に明治時代に地すべりによって生じた風景だそうです。

 

 

半田山自然公園まで車で登れると思いきや・・・除雪してあるのは牧場がある1.7km手前まで。

ここの路肩に車を置いて歩いて登ります。

 

 

ここからが実質、冬の登山口。

9時20分。

 

 

雪の積もった林道を歩くのも矢鱈と足の筋肉消耗しますなぁ・・・DASH!

何だかスキーのような轍掘れが見受けられるが!?

 

 

キャタピラが付いたバイク状の何かはてなマークを乗っている方が多数。

何て乗り物なんだろうか。

 

 

やっと半田山自然公園の入口に到着。

10時ちょうど。

1.7km登るのに50分掛かってしまった汗

 

 

半田山自然公園管理センター横を通過。

この辺りから天気が怪しくなり小雨が降ってきて辛かった雨

 

 

ワカン着用。

 

 

半田沼。

半分薄氷で凍結ですかね。

 

 

ワカン付けてると確かに沈まない。

会津の雪に比べて水分が多くて締め固めやすいから(ってか、雨降ってましたからねにひひ

でも歩き方が独特で、これはこれで疲れる。

 

 

やがて遊歩道に入りますが・・・

 

 

歩いている内に足の位置がワカンの後ろにズレてきて歩きにくいショック!

しょっちゅう、停まって調整しなけりゃなりません。

 

買ってきた状態でそのまま使用しましたが、

靴の大きさに合わせてくくり紐の長さやリングの位置を自分で調整しなきゃならんかったんだ。

失敗ですガーン

でもその不具合を確認するのが今回の目的ですからねぇチョキ

 

 

そのうち・・・道の上を大きな爪を持った動物の足跡が付いていてギョ目

 

 

雪道の上を点々足あと

イノシシのような有蹄類じゃないな・・・

どうみてもクマさんの足跡だクマ

 

しかも新しい足跡。

私が通るちょっと前にクマさんがここに居たみたい・・・

ゾッとして前に進むことが出来なくなりました。

 

 

クマ注意の看板がアッチコチにありましたが、中通り地方のツキノワグマは冬眠しないのかなぁあせる

獲物の少ない冬にクマさんとマンツーマンでゴッツンコは勘弁したいですからね。

いくらヒグマと違ってツキノワグマは温和しいとはいえ・・・

 

 

ヒーヒー言いながら雪道を下ってやっと管理棟に到着。

ふ~・・・疲れた。

11時。

 

 

福島県は全域がツキノワグマの生息域。

誰も居ない山には登らない・・・と誓ったのですが、冬でも冬眠しないクマがいるとはねぇ・・・

 

 

例のキャタピラの付いたバイクの走った跡。

乗ったら気持ち良いだろうなぁ音譜

免許とかいるのかなはてなマーク

ってか、あの乗り物って公道走れるのかな・・・

 

 

再び雪に覆われた林道を歩いて下ります。

雪道ってやっぱり疲れますねしょぼん

 

 

やっと車のある場所まで戻ってきました。

11時40分。

 

今回も反省することで一杯でした。

低山だと思って甘く見ていました。

雪道を歩く困難さを再確認。

ワカンの調整も不可欠なのを実感。

それから福島県のツキノワグマさんは冬でも活動するヤツがいるんですね汗

冬でも人の多いメジャーな山に登ることにしようチョキ

 

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時間が余ったので半田銀山の遺跡も少し散策しました。

 

 

半田銀山遺跡公園。

 

 

この道が羽州街道の旧道。

城門!?と思いきや、羽州街道と銀山の人力軌道との立体交差跡だということ!!

 

 

この小さな橋が女郎橋ですか・・・

半田銀山の鉱夫が桑折宿の遊郭に遊びに行くと、

その帰り道を女郎達はここまで見送るのが習慣だったそう・・・

 

 

明治天皇は半田銀山を2回訪れたそうでその行幸記念碑。

そんな歴史知らなかったなぁ汗

それだけ明治政府にとって半田銀山は重要な施設だったんだ・・・

 

 

再び山道を走って・・・

 

 

数少ない半田銀山の遺跡の一つ、半田銀山二階平坑口跡。

 

 

鉱山から出る湧水の排水路としても用いられたとの説明文。

 

 

居入口は鍵の掛かった門扉で閉鎖されていましたが・・・

 

 

坑口は崩壊状態ガーン

コレじゃ危険で最早誰も入れないなビックリマーク

 

 

桑折市街に戻って・・・奥州街道と羽州街道の追分(分岐点)

如何にも旧道って感じが素敵。

きっとさ・・・ハイキング趣味にはまらなければ、もっと旧街道散策趣味にはまっていただろうなぁニコニコ

 

 

桑折市街の中心にあるのが旧伊達郡役場。

1883年(明治十六年)建築の疑似洋風建築物のようですね。

なかなか立派。

新型コロナウイルスの影響で今日まで閉館だったのがなんともはや残念でしたが・・・