東宝劇場で宝塚歌劇月組公演『カンパニー』を観る・・・の巻4/1 | 乾パンのブログ

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この前の日曜日は有楽町の東京宝塚劇場まで、

宝塚歌劇月組公演『カンパニー-努力、情熱、そして仲間たち-/BADDY-悪党は月からやってくる-』を

観に行きました演劇

11時公演

 

大劇場公演は3月の繁忙期に辺り遠征できずショック!

今回が私の初見です。

 

 

東宝劇場の裏手にあった三井ビルディング跡地の再開発が遂に完工したようです。

東京ミッドタウン日比谷ですか・・・

 

 

東宝劇場前の区道は完全に歩行者専用通路となったために雰囲気が変わりましたな。

 

 

それにしても東宝劇場は(場内も周辺も)宝塚大劇場に比較して如何にも手狭ですねぇあせる

人混みが凄くて・・・

大劇場が恵まれた環境であることを改めて実感いたしました。

 

 

芝居の『カンパニー』は石田昌也先生の作品。

宝塚では珍しい日本物の現代劇。

そもそもは伊吹有喜さんの『カンパニー』という小説が原案のようです。

 

ダーイシ先生の芝居というわけであまり期待していなかったのですが・・・予想外に面白くて良かったラブラブ

夢夢しい、いわゆる「宝塚らしさ」は皆無なのですが、普通の人々の生業をコミカルに描いた作品。

 

主人公は薬品会社の総務課に所属する普通の会社員青柳。

彼がひょんな事から、その製薬会社が協賛公演するバレエ団に出向してプロデューサーを務めるが、

公演まで様々な問題が発生して山有り谷有り・・・

 

エンタメ界で公演を立ち上げるのは如何に大変なのかはてなマーク

よく宝塚でも公演を行う(別箱公演も含む)メンツのことを「カンパニー」と称することがありますが、

舞台は1人では作れない、みんなで作り上げるモノなんだ」(By『ヘイズ・コード』楽の安蘭けいさん挨拶)ということなんでしょうね。

例え一人芝居であっても、様々なスタッフなしでは公演は出来ないのですから・・・

 

演劇界の表面からは見えない裏側の苦労や楽屋オチ的ネタも交えつつ、

ダーイシ節も生かして、軽妙に描いた娯楽作品。

 

勧善懲悪ではない、良いヤツばかりじゃ無いけど、悪いヤツばかりでも無い、の世界。

有名無名な様々な人たちが苦労しながら、一つの「カンパニー」のために

自分の持てる能力を発揮していく・・・

 

演劇界でエンタメ業の稼ぎのみで生活していける人は極一部。

殆どはアルバイトでをしながら、自分の好きな演劇に人生を賭けている、半プロの方々なんですな。

それからチケットを負担しての手売りとか、最もチケットを引き受けられる者が主役となれる。

また、企業の協賛がないと劇団も公演も成り立たない・・・

 

そこには様々な悲喜交々がるんでしょうねぇ

ということをそこはかとなく描いた作品であります。

 

ってなわけで、宝塚らしさはないのですが、このような作品を大劇場公演でも演じられるのが、

宝塚の度量の広さのバローメーターかもしれません。

石田先生の矜持を見た思いがします。

非主流の美学と言いますか。

 

変化球があるから直球が冴える、良い直球があるからこそ変化球が効く。

劇中には様々な「名言」がありましたが、「しないよりも、やって失敗した方が芸の肥やしになる」は

良い言葉だと感じました。

まぁ誰しも致命的な失敗はしたくないものですけどね。

 

トップスターもしくはトップコンビを中心とするのが宝塚のお約束の一つですが、

この作品ではトップコンビの比重は相対的に低くて、みんなに見せ場がある作り。

石田先生もかなり意識して脚本を書いたのだと察します。

(確信犯の反対の)故意犯に宝塚らしくないことをやろうと。

 

ある意味、ズルいとも言えますが、これが石田先生が宝塚の世界で生きていく手段だと感じました。

石田先生GJですよグッド!

 

 

主人公青柳誠二は珠城りょう

妻に先立たれた普通の会社員が上司との不和により他業種の業務の飛ばされるが、

そこでやりがいとスキルを身に付け、新たな生き方を見いだしていく。

んな、上手い話あるかなぁ汗ですがね。

宝塚のトップスターが「裏方役」というのが面白いところ。

でもその誠実と無鉄砲さは珠城らしさを感じるね。

 

バレエ団員高崎美波は愛希れいか

コンビニでバイトするしがないバレエ団員というのが、トップ娘役としてなかなかない役ですな。

それほど役の比重は高くないのですが・・・ちゃぴも楽しんで演じているように感じました。

顔芸が凄いよねぇ、変幻自在な演技者へと成長しましたなぁ

 

世界的なダンサー髙野悠は美弥るりか

ひたすら格好良いよなぁるりかラブラブ

怪我を抱えながら踊る・・・とか、宝塚でもよくある話なんだろうなぁ

この物語では、存在感として珠城を圧倒しているし、良い役です。

るりかちゃん、トップスターになって欲しいと思い始めましたな。

 

有明紗良は早乙女わかば

バレエ団を支援する会社の社長令嬢でバレエ団のプリマドンナ。

分かりやすい「コネ」の持ち主なんだけど、この中で精一杯に自分の役目を務めていこうとする・・・

宝塚でも様々なカネ・コネの噂はありますが・・・「中の人」はそれはそれは大変なのだと感じます。

石田先生も意識してこの役を書いてますな。

わかばちゃんも自然な台詞回しで違和感なし。

 

瀬川由衣は海乃美月

良い役だなぁ・・・と思ったら、原作では青柳とユイユイの二人が主人公なんですね。

この役も裏方役なんですよねぇ

トレーナー上下の分かりやすい外見音譜

海ちゃんの芸達者振りが十二分に発揮される役で、トップ娘役何時でもOKですな。

 

水上那由多は月城かなと

ダンスユニット「バーバリアン」はEXILEみたいなもんかなはてなマーク

バレエの王子様役に大抜擢ですか。

言ってみれば宝塚の舞台に劇団員以外のアイドルが共演するようなもんかもなぁ

そりゃ猛反対されるわな。

でも宝塚の人気が下がれば、そんな事態も起こりうるかもなぁ

れいこちゃんはひたすら格好良いですベル

 

その他では・・・

スーさん面白いよなぁ

台詞回しで観客を沸かせる事が出来る人。

 

「バーバリアン」はリーダーはトシなのかなクラッカー

メンバーではあごひげが目立っていて良かった。

EXILEにいそうな感じだし。

 

ゆりやとゆまぽんの狂言回し的説明役のコンビも良い味出してました。

ゆりやは新公主演したことあるんだねぇ

 

出来ちゃった婚するマラソンランナーが美園さくらですか。

星風まどかちゃんにちょっと雰囲気似ているような・・・

『雨に唄えば』ではヒロイン役に抜擢みたいだし、月組娘役戦線もどうなりますかねラブラブ!

 

 

まだまだ良い足りないことも多いのですが、ひとまずお終い。