体育の日のいわき市は心地良い天気の1日でした
もう秋なのですが過しやすいのです。
こういう日は布団を干すに絶好ですわ
前々から気になっていたのですが・・・
一昨日は福島県いわき市と茨城県北茨城市の県境にある勿来の関に行ってきました
いわゆる奥州三関の1つである勿来関は有名ですが、
「来る勿れ」という地名はどういう塩梅なんだろうと気になっていました。
旧陸前浜街道が石畳として整備されてます
勿来関趾に到着。
ココに勿来関があったのか
前九年の役・後三年の役で活躍した源義家の銅像有り。
地元の英雄なのかな
勿来関文学歴史館にも入ってみました
歴史館の内容は勿来関について詠んだ短歌の紹介ばかりで
勿来関の歴史的考古学的な展示が全く無い・・・
と思ったら、勿来関は歴史的には未確認であり、この位置に存在した根拠はないんですねぇ
知らなかった
現在の勿来はかつては菊多という地名で、菊田関という関所があったのは確からしい・・・
しかしながら勿来という地名は江戸時代になってから名付けられたそう。
様々な短歌で詠まれた「勿来関」とは「彼方(奥州)への入口」と言った観念的な意味合いが
強かったそうで・・・へぇ~としか言いようがなかったです。
この旧道っぽい山道がかつての陸前浜街道だったのかな
分らないなぁ
勿来海水浴場にも寄り道
やっぱり太平洋は良いよなぁ
海と空の青を眺めていると飽きませんよ
但し・・・結構波が荒くてね
この直後に下半身がずぶ濡れになりました
コンクリートブロックにゲジゲジさんがいらっしゃったので観察
可愛い動物だよなぁ
足が沢山ある動物って羨ましいなぁ・・・
素敵
序でに・・・勿来切通にも寄り道しました。
地図上では車も通れるように表示されていますが事実上不可能
見事な切通に感動しました
切通って交通の要所であるがゆえに、近代以降自動車道路として拡張されるのがほとんどですが、
この勿来切通は江戸時代に開削されたままの風景が広がっています。
案内版も有り
素晴らしい
この辺りは峠道(切通)が多いのですが・・・
福島県いわき市と茨城県北茨城市が複雑に入り組んでいて不思議な場所です
いろいろな由来があるんだろうなぁ
峠道のあっちこちに赤い鳥居あり
ゴミ捨て禁止の表示らしいのですが、如何にも日本らしいやり方ですな
海外の方々が赤い鳥居を見てもでしょうね。