国土地理院「地図と測量の科学館」に行くの巻 | 乾パンのブログ

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結局、つくば出張では現場と宿の往復のみで観光らしい観光は何もできなかったので・・・

最終日の午後ですが国土地理院の「地図と測量の科学館」に行ってきました走る人




デカいパラボラアンテナは目立ちますねビックリマーク




何故にマスコットがインド人!?でしたが、これは千夜一夜物語の魔法の絨毯(空飛ぶじゅうたん)の意ですか。

今は空からのGPS測量が中心ですからねぇにひひ


この辺りは国土地理院の中の人と、普通の人が持つ測量のイメージの差違かもしれません。

なお入場無料です。




エントランスには3Dの巨大な日本地図が・・・




2階から眺めると、日本海溝(マリアナ海溝)から南海トラフの海底地形までくっきり分かります目




私は古地図を眺めるのが好きラブラブ




1877年(明治10年)前後の有楽町東宝劇場付近。

東宝劇場や日生劇場は、まだお堀の中でした(麹町区と書いてある辺り)

北側の神宮教院(現在の飯田橋東京大神宮)が現在の東宝劇場北側空地(元日比谷三井ビルや三信ビル)


お堀は明治30年代頃?までには埋め立てられ、東京電灯(東京電力の前身)の本社ビルが建てられますが、

1923年(大正12年)の関東大震災によって焼失メラメラ

で、昭和の時代になって小林一三氏率いる東宝が日比谷に進出してきたわけです。

(東電本社が帝国ホテルの南側にあるのはこの名残でしょうね。)


左側の「陸軍練兵場」が現在の日比谷公園ですが、お堀の痕跡が今でも池として残っているところが面白いチョキ




一等三角点の実物も展示ビックリマーク

凝った造りになっています。




実際に使用した水準器だそうですが、私が学校時代に測量実習で使用したYレベルによく似ています。

懐かしすぎるあせる

学校で教わったことで実社会に出て直ちに役に立ったのは測量学だけだった思い出が叫び




0.1mmまで読めるオートレベルだそうだけど、これも今では骨董品ですか・・・

直射日光に当てると機器が歪んで値が狂うので、好天時の測量では日傘が必須じゃなかったっけなはてなマーク




航空写真から地図を描く立体図化機・・・

アナログチックで機械美を感じさせますクラッカー




ドイツ製のオートカルトグラフ(立体図化機)

参謀本部陸地測量部時代でのこの機械の(操作している人が写っている)古写真を見たことがあります。

日本で1台しかないそうだけど、現物が残っていたんだラブラブ!




見所一杯のスタジアムドキドキ

1時間しかいられなかった(16時30分で閉館汗)のが残念。


半日ぐらいかけて、じっくり観たいです。