昨日も神宮球場を後にすると、本八幡にある市川会館へ・・・
宝塚歌劇花組全国ツアー公演「長い春の果てに/カノン」を観に行きました。
10年前の「長い春の果てに」月組初演は私にとって
最も思い出に残っている公演の一つです。
東京宝塚劇場まで観に行った初めての芝居でした(当時は四国在住)
と言うわけで、わざわざ全国ツアーまで追いかけてしまったわけです・・・
う~ん、面白かったヽ(゚◇゚ )ノ
観に行って良かった良かった![]()
10年経つとですねぇ・・・作品というよりも自分自身が変わっているわけで、
昔よりも涙もろくなりました(TωT)
エヴァの「死んだらどこへ行くのかなぁ・・・」とかのセリフの場面も、
失礼ながら号泣です![]()
それからステファンに感情移入するようになりました。
これは「自分探し」の物語なのですが、それをかなり巧妙に描いている。
弁証法の三大法則の一つに「対立物の相互浸透」というヤツがあるのですが、
それをこの芝居は見事に表現していると感じます。
医者と患者とは、治す側と治される側で対立する立場なのですが、
実はその関係は相互に浸透し合い、患者が医者を施す立場になりうるわけで。
(教師と生徒、親と子、飼い主とペット、とかいろいろ考えられる)
ステファンがエヴァを救い、エヴァがステファンを救う。
良い話だよなぁ・°・(ノД`)・°・
ここから先は初演との比較で語る事になりますが〔( )は初演〕
ステファン医師は蘭寿とむ(紫吹淳)
白衣とメガネ・・・格好いい![]()
ステファンという不器用な人間を快活に表現しています。
ただ、初演のリカさんが濃厚なエスプレッソコーヒーとしたら、
蘭とむは軽いアメリカンコーヒーといった持ち味でしょうか ![]()
エヴァは蘭乃はな(映美くらら)
見た目も演技もえみくらとソックリなのにビックリ![]()
ただ演技力とすれば、初演時のえみくらよりも現在のらんちゃんの方が上だと思う。
思春期の女の子の精神的成長を分かりやすく丁寧に表現していたと感じる。
クロード医師は壮一帆(湖月わたる)
こういう「黒い役」も上手いよねぇえりたんは・・・![]()
ただ今のえりたんを思えば、この役でも「役不足」に感じてしまう・・・
それからこの役は原作にないよだけど、どう考えても「白い巨塔」の財前さんだわな。
ナタリー医師は桜一花(汐風幸)
初演で観た時に最も好きだったこの役を一花がどう演ずるのか楽しみでしたが、
予想以上に良くやっていたと思います。
今までのヒロイン経験がこういうところで役に立つというわけです。
フローレンスは華耀きらり(大空祐飛)
きらりは逆にヒロイン経験の少なさがモロに出てしまった感が・・・
まぁ初演のゆうひは強烈に押し出しの強い演技でしたから仕方がないか。
アルノー医師は朝夏まなと(霧矢大夢)
アルノォさんはね、結構美味しいけど難しい役なんですよね。
まなとの演技は端正過ぎろように感じるのですが、
それでもすんなり観ることができるのはこの役自体の面白さだと思います。
ブリスは望海風斗(大和悠河)
初演でもタニの「怪演」で印象的な役でしたが、
だいもんはその芸達者振りでそつなく演じていた感です。
でもあのハッチャケ振りはフローレンスとの掛け合いでしたから、今回は難しいか・・・
シモーヌは仙名彩世(紫城るい)
この作品、初演も大好きだったのですが、
当時娘2だったるいるいがこの役だったのは不満でした。
始まって5分で死んでしまうなんて・・・![]()
るいるいもスパニッシュの場面まで楽屋でうたた寝していたというし![]()
今回の仙名さんはポロの場面でも「内職」ですね![]()
こう振り返ってみると、この芝居の男性主要キャスト
そろいも揃って「不器用」な生き方だなぁ(^_^)v
ショーの「カノン」の方は軽く述べますと・・・
一昨日観た東京宝塚雪組公演のショーと比較すると印象は今ひとつ![]()
何が違うのかなぁ
と思い起こすと、娘役さんの活躍度合いが違うんですよね。
それから(大変失礼な見解ですが)、一花・じゅりあは飽きちゃったよ![]()
(自分で書いておいてひどいと思うけど、正直な気持ちでもある。)
あのWデュエットダンスも、みりおんの替わりにじゅりあってさぁ・・・
えっと場面では第6景Adagioの場面が印象的。
本公演の時に観た、月野姫花や扇めぐむがもういないことを思いだして、
涙ぽろりです(ノ_・。)
P.S.
初演において銀橋つかった場面は全て客席通路を使って演技。
全ツならではですが、1階席前方通路側のお客さんに取っては最高です![]()
ただ2階席からは何も見えないわけで、痛し痒しの演出であります・・・
