再構築がうまくいっている方は

読まない方が良いと思います。(;>_<;)

そんな汚い毒を今日も吐いてしまうこと

いつも本当にごめんなさい。





再燃した苦しい心

しばらく聞こえていなかった

女との不貞行為を自白した時の夫の声が

再び私の頭の中に響いてきた。





『不貞行為……ありました』

『不貞行為……ありました』

『不貞行為……ありました』






不貞行為?

不貞行為って…

あの女を抱いたということ?

あんな女を?

ありえない

ありえない

『体の関係なんかない。ただ相談にのっていただけ、話をしていただけ。嘘じゃない。』

って

ずっと私のこと、妄想する病気のように言っていたじゃない!

お前はおかしいって

ずっとずっと言っていたじゃない。





『ホテルに行ってました』

『ホテルに行ってました』

『ホテルに行ってました』






ホテル?

何それ?

あなたの不貞のずっとあと、

どこかのラブホの前を通りかかったとき

『こんなトコ、一回も行ったことないわ』

って偉そうに言っていたじゃない。

不貞行為を認めたあとも

あの女との行為は車の中でだけだったって

そんなわけないと疑う私に

車、車、車、って

あんな女、

『車でやれるような惨めな女だろ』 

『あんな女に金なんか使うわけないだろ』

のテイで

ずっとずっとそう言い張っていたじゃない。

うそ、うそ、うそ、全部うそでした。

そう、事実を知っているのは

あなただけじゃないのに。

共犯者の不倫女に真実を暴露された

情けない男。





5年もの間

毎週、毎週、

何回も何十回も何百回も

あなたはいつも

2人だけ、2人きりのラブホテルで

誰にも邪魔されず

あんな女を抱いていた。

『俺はお前を裏切って、あんな醜い女をあのラブホで何年も何百回も抱いていたんだよ』

ということだよね。

こんなこと

耐えられる?





あなたの、あの時のあの言葉が

私の頭の中で

何度も何度もこだまする。

『不貞行為…ありました』

『ホテルに行ってました』

とうとう、ようやく自白したあの時の、

あなたのあの声が

そのままあのまま

寸分違わず

私の頭の中に  こだまする。






あの時

私の頭の中は

一瞬、真っ白になった。

なんて表現したらいいんだろう。

ただ

そのすぐ後に思ったことは

嘘でしょ?

ア、レ、と  ?

あなたが?

信じられない。

ありえない。

なんで?

どうして?

ねぇホント?

私が大事にしてきたあなたが

私じゃない人に触れたの?

私じゃない人を

あなたが、抱いたの?

5年も?

何度も、何度も、何度も?

本当に?

なんで?

なんで?

嫌だ。

嫌だ。

嘘だ。

耐えられない。

苦しい。

シ   ニ   タ   イ  。






知っていたはずなのに…。

夫の不貞を確信していたはずなのに…。

覚悟なんか、

20年前からしていたはずなのに…ね。

なのに、

なのに、

夫の口からその" 事実 "を聞いたら

苦しくて苦しくて

狂いそうになりました。

叫びそうになりました。

でも

なぜか

涙は一滴も出ませんでした。





(  今も頭の中に

夫の声がこだまし出すと

私は

一気にあの時に引き戻されたりします。

いつまでもいつまでも苦しいこの厄介な脳ミソ、どうにかならないかな  )



。゜。゜。゜。゜。゜。゜。゜。゜

私はあの女に会うまでの20年間

夫の相手は、

夫好みの、色白で華奢な美しく可愛らしい女性だと本気で思っていました。

そんな人じゃないと夫は相手になんかしないと、本当にそう思っていたのです。





皆さまの旦那さま方もそうだと思いますが、
私の夫も、昔から妻の私にカッコいい男と思われていたかった人です。

ヘタレでおとなしい妻が、まさか自分の不倫相手に会いに行くなどとは全く思ってすらいなかったであろうそんな夫が

妻にあの醜い不倫相手を見られて

どれほど恥ずかしかったことでしょう。




。゜。゜。゜。゜。゜。゜。゜。゜


最近、アマプラで『私の夫と結婚して』を見始めました。

まだ見始めたばかりなのですが

第一話でのヒロインのセリフが痛快でした。(ここからネタバレです)

















夫に不倫され殺されたヒロインのパク・ミニョンさんが、

夫と結婚前のまだ夫と付き合っていた頃の10年前にタイムスリップし、夫の不倫相手女に向かって言うセリフ。

『捨てたいものがあるの。

引き受けてくれる?

欲しがっていたゴミ(不倫夫)よ。

あなたにあげる。

私の夫と結婚して   』

思わず『それね』と思ってしまいました。

そして第二話での不倫夫のセリフ

『彼女(ヒロイン)は結婚用の女だから』

結婚用の女。

私の夫も、私のことをそう思っていたのかもしれません。





こんな毒を持った日は

今の記憶を持ったまま

私もあなたと付き合っていた頃に戻りたくなります。

今思えば

夫と相手女は会社の同期なので

私と出会う前に相手女と知り合っていたはず。

あの頃に戻って私も相手女に言いたい。

『A子さん、あなたにあげるわ。
    
     あなたが欲しがっていたゴミを。』

と。






でもね

ホントは私知ってるの。

こんなに汚い毒を

いつまでもいつまでも吐き続けるのは、

こんなに激しい怒りがわくのは、

こんなにこんなに辛いのは、

私の中には

まだまだ

夫に対する気持ちがあることを…。