怒りとは

悲しみの裏返し。

以前、なんとなくブログに書いたような気がします。




私は、

ここに何度も書いてきたように

夫の不倫に対して涙がでません。

悲しみの感情よりも

怒りの感情がでてくるからです。

『私はあなたの不倫を知って、すごくすごく悲しいの…』

と素直に言って泣けばいいのに

なんで?なんで?なんで?

と何よりも怒りがわいてきて

私はずっと

泣けないままでいます。





ある方のブログにこう書いてありました。

たぶん

言いたいこと言ってるのに!と思っていても


この言いたいことって、


本来の感情である『悲しい、寂しい、楽しい、嬉しい』ではなく

 

噓の言葉、『怒り、イライラ、ムカつく、指摘』だと思うよ。


《噓の言葉》は、


残念ながら本音でも感情でもない。


《噓の言葉》は、


本当の感情を感じたくない人が、本当の感情から逃げるために使う言葉です。


本当の感情とは、


悲しい、寂しい』です。



 あ、まさに私…って思っちゃいました。






私が20年前、夫に不倫のことを本人に一切聞けなかったのは、


私に、ただただ真実を知る勇気がなかったからです。


怖かったんです。


本当に怖かった…。


私の夫に、好きな人がいるのかもしれない…と考えただけで


頭がおかしくなってきて


シにたくなったからです。


" 不倫は心の殺人 "なんて言葉など全く知らなかった頃だけど、


真実を知ると


自分の心が確実に壊れてしまうと


20年前の私にはわかっていたのです。


なのに


今になって


何故私はここまで追及してしまったのか…。


追及して知った"夫の真実"は、


その全てが、幸運なことに?私の中で怒りとなりました。


私は


悲しみの感情を


感じたくない。


なぜって


もし私が悲しみを感じて涙があふれてきたら


うん…


私はおそらく


悲しみの感情に耐えられず


何かしでかしそうだから。






上記の方の記事を読ませていただき


心が酷く揺さぶられました。


私の本音を突きつけられて


頭がふわふわしてきて


体が震えて


胸がざわざわして


泣きそうになりました。


あ、ヤバい私


ダメだよ私…


悲しみを感じちゃダメ…






自分の感情に蓋をするのは得意です。


20年間フタをしてきましたから。


私には


悲しみより怒りのほうが


ずっとましなんです。


ずっとずっとましなんです。







ただ…


涙ひとつ見せず


ひたすら醜い怒りで武装する可愛げのない私の姿をずっと見ている夫の心は


近いいつか


完全に私から離れていくかもしれません。


    悲しみを我慢する


              私の真の感情になど


                              何も気づかずに。