先日のブログをアップしてから改めて読み直してみて、

不倫が出来るような人とは自己愛が強いと言われているけれど、

もしかしたら私も自己愛が強いのかな…とふと思いました。




あなたの不倫で、

私は、苦しい

私は、悲しい

私は、悔しい

私は、腹がたって仕方ない

私を、助けて…。

私の気持ちを

夫に

理解してほしい

わかってほしい

共感してほしい

寄り添ってほしい。

私は、私は、私は、

これって

自己愛が強いということなのかな?

夫は

話をただ聞いてくれるだけで

自分からは何も語らない。

嘘ばかりだった男ですから

何か言おうものなら

また新たな嘘がバレるとでも思っているのでしょうか。卑怯もの。





そういえば私、

夫の不倫の前は

私の負の気持ち

ちゃんと周りに言えていたのかな?

ん?

言えてなかった気がする。

夫は、夫は、

お舅さんは、お姑さんは、義妹さんは、夫の親戚たちは、

…と、他人軸でものごとを考え、(可愛い子供たちは別ですよ)

私が我慢すればいい

私が飲み込めばいい

私がやればいい

そうしていたら丸くおさまる。

うん

我慢、我慢、我慢、

ホントは辛いのに

ホントは嫌なのに

ホントはやってほしいのに

いい子ぶって

物わかりの良い人ぶって

そんな自分がいるから周りが平和なんだと

そんな風に思っていたように思う。

でもそれって

ただの自己満足

自分をも守る、偽善者の私の傲慢さそのものなのかもしれません。




結局

そんな風にしていても

夫に不倫された私。

そんな風にしていたから

夫に再び相手女と連絡を取られていた私。

そして、

既婚者に自分の欲望を隠すことなく迫る、
我慢が出来ない、理性も自制心もなく
ただ好き勝手に生きてきた、

そんな相手女に、

自分の夫と何年も不倫され

そんな相手女にさえ

面と向かって何ひとつ言えなかった私。

そんな相手女に嘘をつかれて

何度も頭を下げた私、

お利口さんの私。

ふふ、笑えてくる。

あんたバカなの?

(ただ、そんな女に慰謝料を請求できたことだけは褒めてあげるね。)





夫に対して、

私は初めて私が、私が、私が、と言えるようになりました。

最初はそんな自分に自己嫌悪しかなかったけれど、今は、これまでの自分の思いの丈のすべてを夫に吐き出しています。

私は夫に配慮して、自分の苦しみに20年間蓋をしてきました。

自分にも悪いところがあったのかもしれない…と反省し、

自分に我慢を強いていました。

(皆さんのブログを読みながら、そんな妻さんたちが多いようにも感じています。)

だから夫は、自分の罪の重さがわからず

妻の心の、途方もない傷の深さにも気づかず

妻をなめて、再び相手女と連絡を取り合っていました。

今になって夫の不倫の詳細がわかると

なんだこいつら?と思うことばかり。

私は自分の本心に蓋をし続けててきたから、

苦しみをここまでこじらせたように思います。

なので、夫を責める(ことが出来るようになった)自分のことを、

私は許すことにしました。

だけど

平然と何年も不倫されていた自分のことを

私はまだ許すことが出来ません。

女とラブホで過ごしたあと平然と家に帰ってきていた夫を

笑顔で迎えていた過去の自分に、私自身、腹がたって腹がたって仕方ないのです。




私は私が大事。

私しか私を守れない。

自己愛、上等です。