夫と不倫相手A子の不倫期間は5年にもおよびました。
5年て。。
私たち夫婦の出会いからの5年に当てはめてみると
私と夫は、出会ってから2年ほどお付き合いして結婚しました。
下の子が生まれた年が、まさに私たちにとっての5年目でした。
私たちは出会った時から遠距離恋愛だったので2年の交際期間といっても1ヶ月に1回会うくらいでしたし
会えたときは一泊しなければいけないほど私たちは離れた土地に住んでいたのですが、
泊まるのはいつもお互いの実家で、
夫と2人きりでどこかに泊まることなど1度もありませんでした。
結婚後は義両親や義妹と完全同居。
なので、"夫の妻"というより"夫家のお嫁さん"として懸命に頑張っていました。
そして結婚後すぐにハネムーンベビーを授かったので結婚後一年もせずにお母さんとなり、
その2年後には下の子が生まれたのですが、
下の子を産むときのお産がとても難しいものとなり、私は生死の境をさまよいました。
そんなことを思うと、
夫と出会ってからの私たちの5年間とは、なんと慌ただしい日々だったのだろうと思います。
では、夫とA子は?
5年間という長期にわたり、
始まりのときから終わりまで、毎週毎週ホテルで密会を重ね、ひたすら2人きりの甘い時間を過ごしていた不倫者たち。
私と夫は家族として生きてきたのだから比べようもないはずなのに
日常も生活も家事も育児も嫁としての義家族への務めもなく、ただただ欲にまみれた夫とA子の5年間が
本当に良いとこ取りでしかないと思うと
耐え難いほどに悔しくて怒りがわいてきます。
夫の不倫が始まったころは
上の子は11歳、下の子が9歳で、
不倫が終わったのが16歳と14歳のころ。
小学生だった上の子は高校生になりました。
つまり、上の子の中学3年間はすべてが夫の不倫期間中であったわけです。
子供たちのその頃の思い出が甦るたび、
その頃の家族の写真を見るたびに、
私はとても辛くなります。
その間の私は、
毎日かかってくる得たいの知れない非通知のワン切り電話に怯え、その電話のせいで夫の不倫を絶えず疑いつつも、
夫があの太った醜い女と毎週ホテルに行っていた事実については全く知らなかったわけで
ただ、
不倫の疑いがあった夫になんとか不倫をやめて家庭に戻ってほしくて、ひたすら夫に尽くす良い妻を頑張っていました。
そんな自分のことを、
少し前までは、可哀想に…などと不憫に思っていましたが、
不倫の詳細や、発覚後も夫が嘘まみれで私を騙していたこと、相手の女の容姿や低俗さを知ってしまった今では
そんなトロかった過去の自分のことを思うと
不甲斐なくて腹がたって仕方ありません。
いったいいつまでそんな事を言ってるの?
と思われる方もいらっしゃると思います。
私も、自分が再構築にはとことん向いていないのだとよくわかっています。
全然前向きなブログを書けなくてすみません(・。・;
人を憎むことに使う時間なんて、もったいなくないの?
人を恨むような人生なんて嫌じゃないの?
そんな人生でいいの?
夫を責めているうちは何も変わらないよ?
過去ではなく今を生きればいいのよ?
自分を大事にしよ、ねっ?
はい、わかっています、
頭では本当にわかっているのです。
それでも…
夫の不倫の詳細を知る勇気がなかったのは過去の自分のくせに
何も知らなかった過去の自分に対して
今の私には怒りしかありません。
妻からの夫に対する愛情や善意や信頼を無視して繰り返されたおぞましい不貞行為。
私はあなたを
大切に思っていたし、大切にしていたし、心から信頼をしていたの!
あなたがお仕事だけに集中出来るよう、
私自身もフルタイムで仕事をしながら家事も育児もすべて1人で引き受け、私はあなたを影で支えていたつもりでいたの。
そんな私の気持ちをエサにして
そんな私に作ってもらっていた時間で
あなたは何年も何度も何度も何度も、いったい何をしていたの?
さらに、なんで再びあの女と連絡をとっていたの?もしかしたら続いていたの?
20年もたったここにきて、
ようやく知った夫の過去の不倫の詳細や不倫期間の長さは、
不倫渦中の頃の私の過去や子供たちの過去へと繋がり…
今の私のココロは、
平然と浮気をされていた過去のワタシへの怒りと、
とっくに終わったはずのその過去に
今やられているのだと思います。
ただ…
苦しみや哀しみという感情に比べると
"怒り"という感情は
私にとっては少しだけマシなような気がしています。