これまでずっと、4年、4年と書いてきた夫の不貞期間ですが、

正確には、私の勘違いもあり4年ではなく5年でした。

なので、これからは5年と書きますね。

と…さらっと書いてみましたが、

ダメージが大きくて…

4年が5年って…

不倫は確率的にいって1年以内に終わる人たちが一番多いというのに、

うちは思っていた期間より、まだ1年多かったなんて…。

改めてこんな事をじっくり考えてしまうと、

体になぜか酸素が入ってこなくて、息がしにくくなるの。

なお、不貞慰謝料請求での回答書で相手から暴露された秘密とは、この不貞期間についての事ではありません。





相談女の手口。

最近になって夫から聞いた、夫がA子と接近することになったきっかけについてです。

事の始まりは、夫の昇進でした。

夫は当時、同期や若手の中では飛び抜けた出世頭でした。

若くして役職についたことで、結果、先輩たちの上司となり、周りからの風当たりがかなりキツかったようです。

また、当時の支店長が頭ごなしにガンガン言ってくる方で、

夫は日増しに追い詰められていきました。

そんな時に夫に近づいてきたのが、

夫の不倫相手のA子なのでした。





『○○さん(夫)、大丈夫ですか?』

『あんな言い方ないですよね!ひどい!』

『私も○○さん(夫の先輩)とか支店長、大嫌いなんですよ!』

『どうか元気を出してくださいね。』

『○○さん(夫)のことが心配なんです私。』

『眠れてますか?』

『ご飯食べれてますか?』

『私はいつだって○○さん(夫)の味方です』

『愚痴ならいつでも聞きますよ』

先輩達から嫌みを言われ、支店長からはっぱをかけられる(怒鳴られる)たびに

A子が必ずそっと寄ってきて、夫に優しい言葉をかけてきたのだそうです。

心が相当弱っていた夫はそんなA子のことを、良い子だなぁと思ったと言いました。

そんな期間が数ヶ月ほど続き、A子の下地は整いました。

このタイミングで、A子は自分の相談事を夫に持ちかけてきたのです。




『あのぉ…会社の人間関係でとても悩んでいる事があるので相談にのってもらえませんか?』

と、泣きそうな顔で近づいてきたA子。

夫は、自分が弱っている時にいつも声をかけてくれるA子を助けてあげようと思ったのだと思います。

『あのぉ…会社の人には絶対に聞かれたくない話なので、外で2人で会えませんか?』

A子はずっと以前から、私の夫に好意を持っていました。





これをきっかけに、

夫とA子は会社外で、(既婚者が絶対にしてはならない)2人きりで会うようになりました。

相談事など最初だけ。

その後、何度も涙を流し、夫の手を握り、告白してきたというA子。

そこからのA子の行動や手口に私はただ驚くばかりで、最初は嘘つき夫の作り話としか思えませんでした。

まさになりふり構わずとはこの事です。

不倫が出来る女とは、本当に怖いのだと改めて思いました。

すみません…とてもえげつないお話なので、詳細は限定記事に書こうと思います。




ちなみに私なら

もし会社でそのような状態となっている男性を見かけても

あえて声はかけません。

他の部分で支援します。

私なりの、男性の自尊心に対する配慮です。

A子のしたたかさに気づかなかった夫。

いくら女慣れしていないからとはいえ、おバカ過ぎたのです。




あと、

そこまで追い詰められていたのなら

何故私に何も言ってくれなかったの?と夫に聞いてみました。

夫は、

お前の前では、ずっと仕事が出来るカッコいい男でいたかった。

愚痴は言いたくなかった。

と言いました。

そうなのです…

夫の事が大好きで、仕事に対する夫の姿勢についても心から尊敬していた私は、

いつも夫を称賛していました。

そんな私は、

会社で追い詰められていた夫の異変に

気づいてあげられなかったのです。

私は妻失格です。

夫が辛い時こそ

私が寄り添ってあげたかった。




最近…

夫の破滅的な嘘から毎日荒れていた私です。

それでも、

ゴールデンウィークが始まり、離れて暮らす息子たちがこの家に帰ってくることもあり

私は数日前から、

苦しい心に無理やり蓋をしました。

蓋をするのは得意です。

何も知らない夫は、

妻の気持ちが少し落ち着いてきたと思っているようです。

嬉しくて嬉しくてたまらない顔で私につきまとい、一時も私から離れない夫。

あれほど私に罵倒されたのに、

ここまで壊れた私といる事が、

そんなにあなたは嬉しいの?





こんな人が、なぜあんな酷いことを5年も出来たのだろう…と、

やはり悲しくなるばかりの私なのでした。