昨日、クローゼットの整理をしていたら、

なんと!

私が2004年(私が夫の不倫をやめさせた年)に夫宛に書いた手紙が出てきました。

それが私…実はこの手紙を書いた記憶が全くないのです。

本当に全くないの。なんでかな?

だから、手紙を見つけてめちゃめちゃびっくりしたし、

書いてある内容も今の私とほぼ同じで更にびっくりしました。(;・ω・)

一部抜粋します。⬇️


きつい事を書きますが許してください。

何かおかしいと気づいてから、それが確信に変わり始めたのはいつ頃からだったでしょう。だけど信じてた。あなたに限ってそんな事絶対にあり得ないって。

だけど、いつからかワン切りの電話があなたが帰る10分くらい前に毎日毎日入るようになり、私の疑いが確信となっていく中で、

私は毎日本当に苦しくて、それをどうにかわかってほしくてあなたにも訴えたよね。

だけど、私がそれなりに伝えた後もなおずっと電話を続けているのも全部わかってた。
すごく辛かった、私たちよりも大切な事があるのかって。

毎日かかってくる電話が恐くて、辛くて、そんな毎日に自分が壊れていくのがわかり、こんな母と過ごす子供たちが本当にかわいそうで、とうとう私はあなたに○○さんとの事を前から知っていたと打ち明けました。




あなたは誰よりも自分の仕事に誇りを持ち、正義感にあふれ善悪の区別がしっかり解っている人だと思っていました。

何も知らない家族にワン切り電話を毎日するような最低の人間を相手にしていたあなたも同じ低レベルの人間に思えて本当に辛いです。

私が嫌がらせの電話で苦しんでいるであろう姿を想像しながら優越感に満ちて、さぞ楽しかったでしょうね○○(A子)さん。

あなたは、自分がされたら嫌な事をどうしてしたの?私にバレないと思っていたの?
相手がそんなにいい人間だったの?
私は絶対にそうは思わない。

その人はあなたと話をしながら、心の中で妻に対して優越感を抱いて哀れんで喜んで嘲笑っていたのだと思います。

じゃなきゃ自分の存在を毎日毎日私に知らせようなんて絶対にしないよ!




この手紙を書いた時、もちろん夫は不貞行為を認めておらず、ただ2人で話をしていただけだと言いました。

ところが私はこの件を2、3回夫と話をしただけで、それ以上追及はしなかったのです。

真実を知るのがとんでもなく怖かった超ヘタレだったからです。

それでも…



あとね、今後もし二人の信頼関係が壊れるような出来事に私が気づいたら、その時はもう躊躇しません。

次はないと思っていて下さい。



(゜ロ゜)!!ヘタレはヘタレなりに、ちゃんとクギさしてました(笑)

でも残念ながら、

結局今から2年前くらいより夫は再び相手に連絡をしていたのです(>_<。)

昔の手紙を続けます。



なんとなく心が不安定で困らせてしまってごめんね。この手紙も嫌な事ばかり書いてしまって本当にごめんね。

あなたに対する信頼度が誰よりも強かったため、あなたが他の女性と2人きりで会っていたという事実は私の人生観を大きく変える出来事となりました。

それでも私自身反省する点もあるし、これからは私も色々頑張るからどうか温かく見守っていてね。

今回の件でもっとあなたの事を大切にしなければって本当に思ったし、

多分それはあなたも同じ事を思ってくれているかなって信じています。



それと、

最後に私は、こんな事を書いていました。



⬆️これを読んだとき、泣かないはずの私の目から涙がポロポロ流れました。

この手紙のすぐあとに、皆さまも知っていらっしゃるように息子が精神の病を発病…

私たち家族は真っ暗闇の悲しみと苦しみの中

この10数年を、なんとか息をして必死で生きてきました。




この手紙を書いた30代後半のわたしに、今の私が言ってあげたいです…。



10数年前のワタシへ

頑張って耐えたね。

いっぱい我慢したんだね。

自分を責めたり、相手に期待したりして

それで何とか乗り越えようとしてたんだね。

でもね、年を重ねた私からちょっとだけ言わせてね。




あなたはバカだ。

何も動かず、苦しみに無理やり蓋をして、

ただ我慢だけをしていたなんて。

だからあなたの夫は、自分が許されたのだと勘違いしたの。

自分や相手の女がどんなに酷いことをしたのかわからなかったの。

あなたがどれほどに痛めつけられたか、全然わかってなかったの。

あなたはもっともっと、自分の気持ちを伝えれば良かったんだよ。

真実を追及して、きちんと夫婦2人して向き合わなきゃいけなかったの。

やっぱりあなたはおバカのヘタレだ。




だけどね

今の私は

そんなあなたが

そんなだった昔のあなたが

ただただ不安で自信もなくて、そうすることでしか乗り越えられなかったワタシが

不憫で   かわいそうでたまらないよ。



だから

ちょっとだけ強くなった今の私が、

あと少し頑張って

いつか

私がワタシを   幸せにしてあげるから。。

未来の私が笑っていたら

きっと

過去のワタシの傷も癒えるはずだから。ね。