アニメ33話「ブリッグズの北壁」感想 | 風紋

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鋼の錬金術師ファンの雑文ブログ



  リンとランファンに愛が偏っています

キンブリーの「誰?」よりヨキの「無理!」のほうが見せてくれたよ・・・


鋼FAのキンブリーは粘着質な頭のよさを全面に押し出すことにしたので
しょうか。
鉄道トリックを使って逃げるスカーたちを追跡するキンブリー名探偵。
(脳細胞は灰色でなく白、には笑わせていただきました、Rさま。)
出所したての犯罪者に犯罪者を追う指揮をとらせるアメストリス軍部は
随分と情報統制がきいているんですね。
大部分の兵には「紅蓮の錬金術師」の過去の所業は知られていないとしか
思えない、キンブリーへの協力っぷり。
憲兵隊がスカーのおおよその逃亡先をつきとめてからキンブリーへと
その仕事が受け継がれるという流れで、キンブリーの存在は北軍の一部の
者しか知らない形で進められたと思っていました。
不可解な経緯で釈放された上官殺しの爆殺魔が、西軍北軍またがった広域
捜査の指揮官になるって、どんだけ融通無碍なんだアメストリス軍。
しかもキンブリーはきっと現在軍属ではないですよね。
「ブリッグズに血の紋を刻む」という密命を帯びているので、いざとなれ
ばトカゲのしっぽ切りできるように、存在の曖昧なキンブリーを使ったと
思っていたのですが、うーむ。


とりあえず名探偵キンブリーはなかなか面白かったのでよしとします。
カーチェイスならぬ鉄道チェイスには「映画みたいだー!」。
ブリッグズ行きの路線は複々線なのか。単なる複線を、無理やり並走
する列車出すようダイヤ組ませたのか知りたいです。
山奥に行く路線なのですから、単線だったらアウトでしたねこの作戦。
「誰?」はあれだけひっぱったのにー、と残念な思いでしたが、かわりに
ヨキの「無理!」が面白すぎた!ヨキ、GJ!
そしてスカーvsキンブリーは実にカッコよかったです。
月光に照らされて顔が見えてお互いハッとするところなんか特に!
キンブリー、もしやコイツも「誰?」ってなるかもしれないと疑心暗鬼
だったのでは?と考えると更に面白くなってしまうw
鉄パイプ串刺しのままあんなセリフ言われた日にゃ、機関士さんたちは
ものすごーく気持ち悪かったことと思います。


そんな迫力のあるスカーの後にウィンリィに「まあそれは‥‥死ぬわねv」
ガーフィールさんが来ると笑ってしまいます!
パシフィコの生アフレコの三宅さんを想像して改めて「凄え!」


ノースシティ駅に降り立った兄弟が可愛い。
北国育ちの人が描くと情景のリアルさが違うらしいですが、階段で転ぶ
兄さんとかにそれがあるといいなあ。
ブリッグズ行きまで時間潰す間に、若きイズミがスタイナー師と会った
店に偶然入っていたら楽しいなーとか思いました。
はしゃいでた兄弟がこごえながら進んで「くまーーーーっ!!」となる
ところ、待ってました!という気分でした。
バッカニアさんカッコいいぞー。「M1913改クロコダイル!」と叫ぶとこ
とか、少年マンガのノリが楽しくて好きv
クロコダイルに宙吊り状態になるエドが可愛い!


そしてキターーーーー!!!アームストロング少将!!
すごい重低音です、迫力です。文句なしに服従したくなります。
紹介状を破る手つきすら美しい・・・
「アンテナむしりとるぞ!」荒熊をバックにこれだけハマるお方は
いないでしょう。エドウサギも恐々。



来週はついにマイルズさんの声が聞けるのですね。
公開プロポーズはどんな風になるのか楽しみです!