ちょっと冷静に考えた | 風紋

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鋼の錬金術師ファンの雑文ブログ



  リンとランファンに愛が偏っています

おとといはひとりリン様祭り状態、ゴキゲンでおいしいお酒飲みましたが、
昨夜は二時間かけて書いた考察が突然消えてしまい、ふて寝するという
なんとも締まらない週末過ごしています、かもとです。


和室のほうに一代前のパソがあって、土日は家人が現行機のほうを占有
するためそっちで書いていたのですが、前触れもなくいきなり固まって
しまい、そのままご臨終。
固まってしまった時点から私は手を出せないのですが、どうやら相当深刻
らしく、昨日中には直らず今日は筐体あけていろいろやってなんとか
再インストールして使えるようになったようです。
ITオンチの私は何もできません。筐体あけたらおっそろしいほど詰まって
いた綿ボコリを掃除機で吸い込むくらい・・・。ナサケナイ


えー、でも昨夜には気づかなかった点が浮かんできたのでそれをふまえて
また考察しなおしました。


*グリードはこんな程度のヤツだったか?


リンが帰ってきたのは嬉しいのですが、落ち着いて考えてみるとグリードの
ファンにはかなり辛い展開ですよね。
それに前グリードのことを考えるとどうもこのグリードには納得できない!
リンが「お父様」に対し表面上は従順にして機会をうかがっているのなら、
「侵入者排除」なんてしょーもない仕事をおとなしくやってるのも頷けます
が、強欲のグリード様が仕事を全うすることを優先するなんて!
すんごく「らしくない」です。
自分の快楽原則にしか従いたくないグリードが、なにやら面白い事情を知っ
ていそうなビドーをあっさり殺すなんて、しかも「悪いなホント」って
そんなセリフを吐きながら!
前グリードの記憶はあの地獄の釜で熔かされた時に「浄化」されたという
ことだけど、現グリードは「強欲」としては前のグリードの劣化コピーに
しかなれなかったのだということでしょうか。


*グリードVSブラッドレイ


前グリードの記憶に混乱するグリード、大総統に襲い掛かる。
バトルシーンとしてはなかなかカッコいいのですが、こうなるとラース
との対立関係がハッキリしてしまったということで、今後のグリードリン
は大変に苦しい立場に立たされるでしょう。
軍事国家の軍最高顧問と敵対なんて、警視総監に警察総力あげて検挙せよ
と言われる状態より更にキツいことになるのは目に見えてます。
「捨てる」ブラッドレイと「捨てない」リン。
因縁はまだ続いているんですね。


*「・・・腹減っタ・・・」「リンだ。」


左目が開いている時がグリードで、右目が開いているのがリンというのが
どっちの人格が出てるのかの見分け方ですよね。
窓に体当たりして逃げ出した後のあの苦しそうにしてる姿はリンだろうと
は思いますが、やっぱりこの行き倒れてるリンの姿がなければ私はこんな
に嬉しくならなかっただろうなあ。
傷ついた体をおして空を見上げたリンの頭上は三日月。
そしてエドと再会した廃屋の夜空には満月。
この十日ほどの間にリンは完全にグリードに勝ったのでしょうか?
何だか、たまたまエドと再会した時はリンの人格が出てきていただけで
グリードはまだ生きているような気がしてならないのです。
そして今後エドに襲い掛かるような気が・・・・。
何かに乗っ取られた仲間を殺すことができるか、というよくある命題を
牛先生が今更出すかと思うとわからないとしかいえませんが・・・。
イヤな予想ですが、いっぺん有頂天になったあとだと、こんなことも
つい考えてしまいます。
だいたい、リンが体を取りもどすのにランファンがまったくエピソード
に絡まないなんてないよなあ、と。
これでもうリンに戻っていたら、ブラッドレイの苦悩はどうなるって
話にもなるし、そんなに簡単にはいかないでしょうね。
来月号は心臓に悪い話になるかもしれないと今から覚悟しておきます。