10/24 予定日当日
午前中に入院したものの、
なかなかお産が進まず、
日をまたぐことに

23時を過ぎて、
突然陣痛が本格的になりました
①のつづきです

定期的に襲ってくる痛みに悶絶しつつも、まだあと数時間はかかるだろうと冷静な気持ちもあって、別室で休んでいる母には連絡しませんでした。
横になりながらひたすら短息呼吸

フッフッフッフッ、て短く早く息を吐く
最初の数回は痛みの合間にうとうとしたりもしていましたが、
すぐに眠気もぶっ飛びました。
横になってじっとしていることも出来なくなり、
ベッドに座り机に突っ伏してみたり、
陣痛イス(?)にまたがって揺れてみたり、
陣痛室内のトイレに座ってみたり
とにかく何か少しでも楽になれるポイントを探して、落ち着きなく過ごしました。
そしてなぜかお腹より、足の付け根付近が痛むように
陣痛が来るたび、さすったり、貧乏ゆすりしたり、拳で強く押さえつけたりするのですが、もう気が狂いそうなほど足が痛くて痛くて
あの時は本気で、誰かこの足を切り落としてくれ
!、て思いました。
様子を見にきた助産師さんに、
足が痛い、足に麻酔を打ってほしい、と懇願しましたが、
困ったように、頑張って的なことを言われました
それしか言いようがないですよね…
2時陣痛イスにまたがって揺れている時、
グルッと胃からこみ上げてくるものが
イスから下りる間もなく、
そのまますぐ前にあった洗面台に顔を突っ込み、セーフ

4時過ぎ今度はトイレに座っている時に来る。
大急ぎでトイレ内のゴミ箱を抱え、セーフ

その後、様子を見にきてくれた助産師さんに戻したことを伝え、袋をセットした容器をもらう。
4時半またすぐにもらった容器に戻す。
この後、分娩台でも2度ほど戻しました。
「吐く!」と叫ぶとサッと容器が差し出され(笑)。
昔から頭痛持ちなんですが、頭痛がひどくなってくるとよく戻しました。
胃が痙攣して、涙も出てきます。
痛みが極限までくるとそうなるんでしょうか…
4時半過ぎ母が陣痛室に戻ってくる。
やっぱり心配で、熟睡はできなかったそう。
5時前助産師さんが様子を見に来る。
母が、この子足が痛いと言うんですけどこんなことあります?、て聞くと、
助産師さんも、珍しい、と…
出産前に頑張って歩き過ぎた妊婦さんは足にくると聞いたことがあるような…、と困惑気味
そしてついに分娩台に移動
でも陣痛アプリ見たらまだ5分間隔ぐらい…
ここでアプリの記録が終わっていました。
もうすぐこの痛みから解放されるのかと思いきや、ここからさらに5時間以上の戦いが待っていました
ひたすら短息呼吸で陣痛逃し



妊婦健診から1ヶ月健診まで怒られてばかりの私でしたが、
様子を見に来た先生が、呼吸だけは褒めてくれました

分娩台に乗ってからはモニターがついたので、横に付いてくれていた母に、陣痛の波がピークを過ぎたら教えてくれるよう頼みました。
たかだか1分ほどの波なんでしょうけど、痛みがホントにツラくてツラくて、ものすごく長く感じたので、ピークが分かると、あと少し、と励みになりました。
私がすがるような目でずっと母を見つめているのがツラかった、と母が後から言っていました(笑)
どのくらい時間が経ったのか、
いきみたい感覚ない?、と助産師さんから聞かれましたが、まったくその感覚が分からない

子宮口がだいぶ開いたのか、
短息呼吸はやめて、いきむように言われました。
陣痛の波が来たら、深呼吸を2〜3回して大きく吸い込んでから息を止め、いきむ!
でもいきみたい感覚がないので、いきみ方も分からない
膣に指を入れられ、ここに向けて赤ちゃん押し出して!と言われ、私なりに思いっきり力を入れるけど、なんか違うらしく

それから何十回それを繰り返したか…
あまりに長くかかるので、助産師さんも仕事しながら私の分娩を見ていました(笑)
この日1人で夜勤をこなしてたっぽいです。
ほぼ私にかかりっきりになりながらも、忙しく備品の補充をしたりしていましたが、外している間は、ベビー室の赤ちゃんたちのお世話をして、巡回もして、てされてたんだろうなぁ。
私ももうすっかり陣痛の感覚を掴んでしまい、モニターに表れるより早く「来ます!!」と叫び、
そしたら助産師さんが隣にきて、
腰をさすってくれながら一緒に深呼吸をして、モニターを見ながらいきむタイミングを指示。
1回の波で、3回ずついきみました。
いきむ時は首だけ起こし、へそを見るような感じで力を込めるので、母がよかれと思って毎回私の上半身まで起こし、支えてくれるのですが、これが要らない(笑)
力が込めづらく、途中で無言で振り払ってしまいました
お母さんごめん…
助産師さんは下に移動して、息子の進み具合をチェックするのですが、毎回のいきみがほとんど無意味なようで…
何度か先生に電話をかけ、状況を説明していましたが、
とにかく自力で、という先生の指示なのか、また同じ流れの繰り返し。
全然進まないお産に、もう3人ともヘトヘトでした

高齢出産だし、寝てないし、胃の中空っぽだし、喉もカラカラだし…
体力の限界…力が入らなかったです
そうこうしているうちに、陣痛の間隔が異様に短くなり、息子の心拍も途切れる箇所が出てきたようで、助産師さんがもう限界と判断したようです。
電話をかけ、すぐに先生が来ました。
日勤の助産師さん2人も加わって、バタバタと何やら準備され、私は足を分娩台にくくりつけられ、ウィーーーーーンとなんかすごい音が
吸引だ、と分かりました。
この前後で先生が破水させ、会陰も切られました。
破水から始まるかもと言われていましたが、結局最後まで破れず頑丈な卵膜でした
すごい音の中で、先生が
「ええか、自分できばるんやで!自分がきばらな出されへんからな!」と言い、
助産師さんも「次の波が来たら最後頑張っていきみましょう!」と言ってる間に波が
1回目は引き出せず、2回目。
私が全然タイミングを合わせられてないうちに、先生が「押せっ!」と叫び、助産師さんが私のお腹を思いっきり押すので、もうパニックになって「ちょっと待って!!!」て叫びました。
その声に助産師さんが一瞬ひるんだのですが、先生は「構わん、押せ!遠慮はいらん!」て…
そして私には「きばれっ!!」て…

力を込められたのか分かりませんが、
吠えながら最後いきんだ気がします。
「出た、出たよ!!」という母の声と、
「もう力抜いていいよ!」という誰かの声と、
少し後に「ふぎゃあ〜」という息子の声。
あぁ…やっと終わったんだ…、と脱力しました
10/25 10:21、2,945gの男の子を出産。
母子手帳の記録によると、21時間25分の長い分娩でした。
結局最後まで、いきみたいという感覚は分からず
息子が下りてきている感覚や、挟まっている感覚が分かればまた違ったのでしょうが、私はそれどころか息子が出た瞬間すら分かりませんでした…
息子のデカイ頭で、会陰だけではなく膣壁も裂けていたそうだし、
吸引器具をねじ込まれているのも痛くて、
痛いところだらけで、注意力散漫状態だったんでしょうかね

分娩は無事(?)終わりましたが、
その後がまた大変でした。
③につづきます。
長い…