カモシカ堂のものづくり日記

カモシカ堂のものづくり日記

ハンドメイド雑貨の創作日記。昭和レトロ、木造モルタル、文化住宅、団地、商店街など、懐かしい町並みを思わせるものづくりをしています。

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古い住宅密集地、細い路地を何度も曲がり、
もうすぐ表に抜けると言う直前に建つ木造モルタルのアパート。

虫コナーズ(?)とビニール傘が生活の証のように主張しています。
小江戸・川越の商店建築 2階部分。
恐らく窓の周りは、劣化したか何かで
外してしまったようです。
何となく当時の形がわかるのが面白いですね。



こちらも川越の商店建築。
トタン張りがちょっとゆるめなので
最初はモルタルか何かだったんじゃないかと推測。
目立つ色てわすね(笑)



秩父の下見板張りの建物。
倉庫なのか民家なのかよくわかりません。
窓の後と言うより、看板でもはまっていたような形跡です。



どんな事情があるにせよ
持ち主のちょっとした意思を感じるので
微笑ましく思います😊
ピンバッヂ つくりました!

ワンピースの襟元にぽちっとつけたり、
シャツの一番上のボタンにかぶせるようにつけてみたり、
ポーチやトートバッグのワンポイントにしたり。

そろそろ秋ものの新しい洋服が買いたくなりますよね(笑)
小物に迷ったり、色々試してみたい方は、是非
カモシカ堂を覗いてみてください音譜

http://www.iichi.com/people/kamoshikado?ref=itm_artist-name


宝石赤りんご












宝石緑あおりんご
以前は、古いトタンの壁や屋根にあまりいい印象を持っていませんでした。

でも、長い年月を重ねた変色、色ムラ、サビ、色違いのトタンの張り方など、
味があって、そのアートのような魅力に気づいてからは
度々写真に撮るようになりました。


廃業した古い商店の側面は、サビで全面真っ赤に染まっている。



白いトタンに、水色の窓枠、ツタの緑がとてもオシャレ。



グレーと赤のコントラスト、この雰囲気が好き。
古い壁が好き過ぎて、「身につけられる壁」が欲しくなったばっかりに
ブローチを造りはじめました。

そろそろ次の新作を仕上げようと思っているのですが、ただ壁っぽいと言うよりも
昔のおもちゃやタンスの裏の壁に描いた落書きを大人になってから見つけて
懐かしく思う感じをカタチにしてみました。





猛暑日が続き湿度も高いので、外に出ると恐ろしい程モアッとします。
こまめに水分をとりましょう。

というわけで(?)、日本の気候に合う自然素材を使うと
少しでも涼しい気分になるのではないかと思い、
壁ブローチにも漆喰を使ってみることに。



土台はこれまでと同じく木を使います。
そこに漆喰を塗り、形を整え、定着させます。

これから着彩するので、出来上がりまでお楽しみに宝石赤
昭和レトロ好き、古い壁、建物好きがブローチを作ると、
“分かる人には分かる”と言った少し偏ったカタチになってしまいます。

でも、私自身ニヤニヤしてしまうなら、きっと共感してくださる方もいるはず、と思い、
造りたいものを自由につくっているわけです。

ここで、どういったところから発想を得てカタチを考えているか、
少しだけご紹介いたします。


例えば、谷中や神保町などに残る昭和初期の看板建築など、個性的なシルエット
であることに気づいた時は写真を撮っておきます。


かわいいなぁと思いながら建物のシルエットをメモ帳に描き起こします。



他には、少し古いお宅の窓を見るとよく見かける小さなバルコニー(柵?)、
きっと手作業でくるんと丸めてちょっとした装飾にしたのでしょう。
こういったものも資料として写真に撮っておきます。


ブローチのデザインとして取り入れると、こんな感じになります。



これからも、無くなりつつある風景やもののカタチをモチーフにものづくりを続け、
懐かしい時代を皆さんと一緒に身近に感じていきたいと思います。
看板建築とは、正面(ファサード)が高く立ち上がった商店建築のこと。
屋号や商品PRなどが目に付きやすく、裏から見るとあれれ?な感じに低い木造家屋になっている、商魂たくましくも愛らしい建物です。

写真は、旧東海道品川宿沿いの金物店。火事で燃えにくいように工夫された銅板張り建築です。

2番目も銅板張りで、レトロな窓がかっこいいです。中野区の商店街にあるこの建物は、現在、額縁屋さんのようです。

3枚目は、吉祥寺エリアにある長屋建築です。ファサード部分が広いですが、実にシンプルです。
モルタルの色に味が出ていますね。

最後は、門前仲町にある商店建築です。円の中に大!左官の仕事なんでしょうね、粋ですね。









壁という観点で言うと、ファサード部分の素材の違い、質感の違いが面白いです。
また、看板としての役割、凝ったデザインを考えた当時の施主のこだわりを想像するのも、建物を見る楽しみのひとつなんだな、と改めて感じました。
明治期に西洋文化が花開いた港街、ヨコハマ。
建築にもその文化は反映され、凝った意匠を施された建物が数多く建てられました。
関東大震災で被害にあった建物は修復され、現在も様々な用途で活躍しています。

ロマンあふれる建築には沢山の見所があります。塔やドーム、窓、煉瓦、ステンドグラス、床、階段・・・
その他、気付くと楽しい正面入り口の扉まわりの凝った装飾!
今回はそこにクローズアップして、少しだけご紹介します。

神奈川県庁本庁舎
竣工:昭和3年
設計:小尾嘉郎
正面入り口の柱と壁に、直線が美しいアール・デコの装飾が施されています。









旧横浜地方裁判所刑事庁舎
施工:昭和2年
設計:渡辺節
建物全体は比較的シンプルですが、実は繊細な装飾がとっても綺麗。
扉を留めるため(?)の鉄製のくるんも可愛いですね。

















横浜市開港記念会館
施工:大正6年
設計:横浜市営繕課
ファサードに見られる赤と白のシマシマがとても目を引きます。
横浜市のHPによると「赤煉瓦に花崗岩をとりまぜた、いわゆる「辰野式フリークラシック」を採用し」とあり、素材の違いで豊かな表情を出しているのだなぁと感じました。
そして、細かい装飾は職人さんの技術によるものですが、現代の建物にはすっかり見られなくなりました。