皆様

 

こんにちは。

いかがお過ごしでしょうか。

 

さて、今日は子供の友達の誕生日パーティに付き添ってきました。

 

パーティは、室内スポーツセンターに行き、その後はケンタッキーフライドチキンでお祝いという内容でした。

 

こういうイベントの付き添いは普段旦那にまかせていましたが、イギリスの子どもたちを以前家に呼んだとき、食の好みが偏っている(いつも食べているものしか絶対に食べない)という印象を受けたので、今回は子供たちのもてなし方を知るために、付き添ってみましたキメてる

 

さて、運動が終わり、ケンタッキーに行ってパーティーです。

 

そこで出された食べ物は、フライドポテト、チキン、コカ・コーラ、そして、スーパーで購入した激甘ケーキ。

 

子どもたちは嬉しそうに食べています。

 

イギリスのケンタッキーなので、当然野菜はないのは覚悟していましたが、油たっぷりのフライドポテトとチキンに、コカ・コーラと激甘ケーキ・・・・。このメニューを小学生の子供に出すのには、びっくりしました驚き

 

めったにないお祝いだからとはいえ、これは、基本的に糖尿病なり心臓病で若いうちから健康問題を抱えたい人向けメニューですね…。ケンタッキーだから、ある程度は想定内とはいえ、このメニューで、コカ・コーラと激甘ケーキを子供に出す…。

 

皆さまどう思いますか?

 

そういえば、以前イギリスのレストランで、魚のメニューがフィッシュアンドチップスか、エビのディープフライの二択だったので、油ものの摂取を少しでも減らすため、サイズが小さいエビのディーププライの付け合わせに、フライドポテトではなく、サラダと、グリーンビーンズを注文しました。すると、わざわざシェフがやってきて、「サイドをこの組み合わせにした客を見たのは今日が初めて(だから見に来た)口笛」とコメントを残して去っていきました…。

 

イギリス人であれば、油っぽいディープフライの魚にフライドポテトは絶対に外さないのが定番ですが…。

それにしても、わざわざ私の顔を確認しに来るほど珍しかったのですね真顔

 

食べ物に関して言うと、イギリスでは、自国で生産できる野菜やフルーツの種類が非常に限られていて、スーパーに並んでいる野菜や、フルーツもほぼ輸入物という状況です。しかし、国内生産の新鮮な食べ物が限られているとしても、子どもたちには、ジャンクや砂糖をたっぷり入れた甘いものを日常的に食べさせるより、野菜や果物のおいしさを体験させたほうが健康にもいいのではないかと、私は思います。しかし、ここイギリスはそういうお国柄ではありませんし、代々そういう食生活をしてきた人たちです。

 

以前アメリカにも住んでいましたが、イギリス人とアメリカ人は、(これは、当然人によって大きく違いますし、白人の人に限っての大まかな傾向というところで見るとですが)、食べ物に対する好み、そして考え方が、驚くくらい似ているなあという印象を受けています。

 

私が見る限りですが、イギリス人とアメリカ人には下記の共通点があるかと思います。

1.ジャンクフードが大好き。かつ野菜は日本人の目から見るとほぼ食べない。野菜を食べていると誇らしげに語る場合は、食べている野菜は、ニンジン、グリーンビーンズ(豆類ですが、ここでは野菜にカウント)、よくてブロッコリやトマトなどの非常に限られた種類の野菜のみ摂取。

2.砂糖摂取量が(私が見る限り)日本の三倍以上で、かつ甘いもの大好きで日常的に摂取している。

3.性格は自分至上主義。

加えてイギリス人は、食べ物もそうですが変化が基本大嫌いですね…。

 

もちろん人によって多少の違いはあるでしょうが、日本人とは、基本的に、根底から違うメンタリティの持ち主たちという印象を受けています。食生活の違いはともかく、このメンタリティの違いがどこから来るのかわかりませんが、改めて文化の違いをまたもや感じた一日でした。

 

読んでくださってありがとうございます。