関東は、真夏日になり、気温と体調に気を使う季節に入ってきました


そんな夏へ向かう日々、羅臼の天気を眺めると、上がったり、下がったり、下がったり、上がったり…で、結局、寒そう⁉︎


北の果ては、関東ほどには、素直に夏へは向かわない様子です



日本地図を一つの生き物のシルエットと考えたら、足はひと足先に温まり、身体は徐々に温まり、でも、まだ頭は冷たいという、頭寒足熱な感じ


南北に長い日本地図を気温はまさに描いているようです



シャチ推し活がなければ、羅臼に目を向けることはありませんでしたが


今や、羅臼は、鴨シーと共にステイタスとなり


そこに名古屋港水族館や須磨シーまでも加え、このシャチ話題に嬉しく忙しい世界を創造しています


しかし、羅臼って、ほんとに寒いんだなと思います



シャチは、南の海に現れることはないわけではないけれど、頻度としてはかなり少ない様子です


そのなか、羅臼は、シャチが毎年に来る海となっていて、その遭遇率は、なんと、95%以上の高確率だそう


船さえ出ればシャチに逢える海、岸からもシャチが見れる土地として、お墨付きなのだと思います


その羅臼は、この関東が真夏日であっても、初春の気温を維持の様子に


鴨シー、その他のシーワールド、水族館シャチたちの暑さへの対応にこれからは忙しい時かと想像します



愛犬もこの暑さは応えている様子、部屋のエアコンのオンオフに悩むところですが


鴨シーのオーシャンスタジアムは、水温を平均値で20度弱に保っているとのネットしらべ、夏は冷却装置が大活躍となるようです


かつて、上部150センチ水槽、その下に濾過水槽の120センチ水槽を設置し、海水魚を飼っていましたが


夏場の水温上昇対策に、水温を26度に保つべく海水用のクーラーを設置していました


人間は暑くても、海水魚は、一年中快適温度という、今や懐かしい時代がありましたが


鴨シーの、あのオーシャンスタジアムの水温を保つ装置としたら、本当に大掛かりなものだと感じます


そこを考えたとき、オーシャンスタジアムの裏方さんの、表には見えない仕事には、頭は下がる思いです



羅臼でシャチに出逢うには、そこまでの足と海の状態、運、も必要なところ


鴨シーでシャチに逢うのは、行けば必ず逢えます


けれども、その影には、管理者の日々の努力があることを、この文章を書いていてあらためて気づいた次第


頭寒足熱の日本の、お腹の当たりに生きるシャチたち、その生活を維持するための人々の努力は、感謝に値すること、と思った本日でした⭐︎



ルーラ