嘉門タツオの「愛めし」

23回「デビュー35周年&還暦バースデー」


   325日に目黒雅叙園で「デビュー35周年&還暦バースデーを祝う会」を開いてもらいました。さながら音楽と笑いと食の祭典の様子をご報告します。

  開会宣言の後、デビューから現在までをまとめたVTRが流れ、満寿泉で鏡開き。乾杯はアミューズの大里会長の音頭に乗せて、シャンパーニュ  ガティノワで。最初のお料理は浅草龍圓の栖原シェフによるホタルイカ ペースト入り焼売と、仙台KUROMORIさんの宮城県産の食材で作った春巻き。続いて銀座寿司幸本店の杉山さんが登場し握りに合わせて僕が「なごり寿司」を歌い、お酒は満寿泉、天狗舞と獺祭が。CBCゴゴスマの石井アナウンサーと時事ネタ掛け合いで盛り上げていると、続いて鳥しきと串の坊のコラボで鶏のいろんな部位をを揚げたスペシャルメニュー。白ワインはラフィネ、横浜君嶋屋と千商さんのご提供。ステージにはデュオ吉田山田が登場し、「日々」を歌った後に、山田君が小学3年生の時200回以上聴いたという僕の歌「月見うどん」と「NIPPONのサザエさん」を3人で。雅叙園近藤シェフのスペシャリテのフカヒレ姿煮銀器盛りに続いては岐阜の熟成肉ファンボギさんが提供してくれた豚バラで作った団子スープがけ。ステージには押尾コータローさんが登壇。「戦場のメリークリスマス」などの超絶技巧の後に押尾さんの代表作「翼」に僕が歌詞を付けた「太陽の塔のテーマ」を2人で。お料理は肉の沖村の飛騨牛ローストビーフ。それに合わせてイガイタカハさんから提供していただいた赤ワインが注がれます。シメは麻婆豆腐。陳建一さんがフライパンを振る横で、僕が「炎の麻婆豆腐」を歌って会場のみんながナプキンをクルクル。「HEY!浄土」で大団円。デザートは兵庫県三田でしか買えない小山ロールとショコラ。当日冷蔵車で運んでもらいました。お土産は岡山県総社市のトングウパン、鳴門和三盆と僕の本「熱中ラジオ」を岡山デニムのトートバックに入れて。歌って食べて説明して写真撮ってバタバタでしたが楽しんでもらえたようで本当に良かったです。これからも美味しい食事を糧に、時代の中でリアルな歌を歌っていきたいと思います。本当にありがとうございました。