友人のお相撲さん「若兎馬(わかとば)関」の現役引退と押尾川親方襲名の断髪式に行って来た。今なにかと話題の両国国技館。今までいろんな力士が断髪式をしてきたと思うが、これほど国技館が注目されている時のこのよき日。これは強運ととらえるべきだろう。93年初土俵。416勝406敗。最高位前頭11枚目。ようがんばったやろう。なんと270人もの人々が鋏を入れた。明るい人柄が愛されている証拠だ。後半は現役力士。そして家族。お父さんの鋏入れは感無量。感動的である。式の後のパーティーでは「ゆけ!ゆけ!若兎馬!!」を唄った。人気者の高見盛、琴欧州、琴光喜も見た。嘉風(よしかぜ)関と一緒に写真を撮ったのも「嘉」繋がりで嬉しい。ここの一門だったのね。まだ25歳だって。まだまだ出世するわ。そーか尾車親方は元琴風なので風が付く。そして今尾車部屋にはとても良い風が流れていると感じた。部屋付けの押尾川親方、力の見せ所である。ビン付けの香り漂う非日常の異空間体験。相撲には伝統があり

、そして未来も確実に開けるだろうと実感した。

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