ラクダ
ほぁぁぁらくだ。
さて、今日はラクダについてです。
ラクダとは:偶蹄目ラクダ科ラクダ。
現存している種は、ヒトコブラクダとフタコブラクダの2種のみ。
こぶの中身は脂肪でその重さは約50kgもあり、代謝水と呼ばれる水分を作り出すことができるらしい。
両方とも身体の大きさはあまり変わらず、
体高:190-230cm
体重:450-650kg
と結構な巨体なのだ。
また、熱に対する対策も十分に備えていて、水の摂取しにくい環境では汗として体内の水分が失われるのを避けるため、自らの体温を40度くらいに上げて、極力水分の排泄を防ぐようになっているという。
体内の水分も人間が一割を失うと危険になるのに対し、四割まで失っても大丈夫らしい。
ヒトコブラクダは主に西アジア、北アフリカ、中近東に生息。
現在、野生種は存在しないとされていて、家畜として飼われている個体群のみ。
フタコブラクダは中央アジアに生息。
野生種も存在しているが2002年、国際自然保護連合(IUCN)によって絶滅危惧種に指定されている。
つまり、ラクダは結構数が減っている動物らしい。
そんな2種のラクダだが交配もできるという。
その名も、ブフト!
また雌のブフトはフタコブラクダと戻し交配することができ、
ヒトコブラクダの血を25%、フタコブラクダの血を75%引く乗用のラクダがつくられる。
ハイブリッド化されたこのブフトはどちらの種よりも体格で勝るため重宝されるという。
ちなみに、こぶの数は1つらしい。
また、ラクダはアラブ世界では交通手段であり食品であり服飾などの素材でもある。
アラビアンナイトなどでもイメージが浮かぶが、昔は重い荷物を背負い隊商を組んで砂漠を移動していた。
背中に300kg近い荷物を載せ1日に30~40kmを歩き水なしで一週間くらい歩くことができるという。
肉や皮も食料や織物・服などとして使用されていた。
まぁモンゴルの馬のように余すところ無く使用されていたってこと。
人間の世界が発展するにつれても未だ家畜として扱われています。
風情のあるキャラバンはもう無いのでしょうが、ラクダにとってはいい事ですなぁ。
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