久々のオーディオ・ネタです。冬場はどうしても暖房機器の風きり音に邪魔されるのでオーディオの楽しみが減じるが、温かくなったところで再開。と共に、昨年からいろいろ評判のアクセサリに手を出すことになるが、その二つは評判通りの優れものだったので屋上屋を重ねるようだが、ご紹介したい。

一つは、アンダンテラルゴから出ている接点クリーナーのTMD。もう一つは、アイファイオーディオのiPurifire AC。前者は複数のオーディオ雑誌に取り上げられており、多くの人が実際に使っていることと思われる。後者は、今年に入ってから雑誌Stereoに、柴崎某氏の解説記事がある。

これらによって自分のシステムがどう変わったかをまず説明したいが、臨場感がまるで違う音になった。クラシック音楽のライブ録音再生においてライブ空間というか空気感が生き生きと再現される。今までやや団子になっていた観客の拍手が見事に個別化して再現される。ジャズではダイアナ・クラールを例にすると、彼女がまるでそこで弾き歌っているような空気感が楽しめる。バックの演奏音も生き生きとしてくる。

TMD単独の効果については、次のアンダンテラルゴ社のHP記事や、上新電器やヨドバシの顧客の声を参考にされたい。

アンダンテラルゴ社
http://www.andante-largo.com/
その頁からTMD商品記事に飛び、飛んだ先の末尾にある次の二つPDFが参考になる。一つはカタログ、もう一つは取扱説明書で、取説の末尾にある綿棒を予め手配するとよい。

上新電機の商品頁
http://joshinweb.jp/audio/11578/4535540241751.html

ヨドバシの商品頁
https://www.yodobashi.com/product/100000001003735292/


iPurifire ACについてもヨドバシの顧客の声が参考になるが、その中で、「極性チェックは緑のLEDが点灯するが、アース未接続だとその部分はオレンジ色になる」と読めそうな記事には注意が必要。アース未接続であれば、極性がどうであろうが双方がオレンジ色になるので、決して、極性のみの判定表示はしない仕組みになっている。そのことは商品説明書に記載がある。それを誤解すると、正しい極性でセットされているのにも拘わらず、間違ったと思い込んでわざわざ陽極と陰極を取り替えるというミスを犯すことになる(小生の例)。極性チェッカー(検電器)を持っている人なら、取り替える前に検電器でチェックして配線(極性)に間違いがないことを確認できるので、今度は、自分のところのiPurifire ACが不良品とあらぬ嫌疑をかけることになるが、きちんと説明書を読むか、アース接続をすれば、その疑いは雲散霧消する。

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TMD処置は、接点洗浄と、ポリマー液の塗布との二段階措置が必要となるので、相当の手間がかかる。私の所ではこれを全ての接点について行ったので足かけ一週間はかかった。気付いたことをピックアップすると、

①サンプルの綿棒はいずれも10本程度なので、それぞれ200本入りの1ケースを予め準備しておいた方がよろしい。メーカー推奨品が無難でしょう。

②接点洗浄後やポリマー塗布後の残滓拭き取りには、スリーボンドPANDOが便利。

③ポリマー塗布は一度塗りよりも二度塗りの方が効果が高い。そのために一度目に塗布、10分置いて拭き取り、その後、30分置いて二度目のポリマー塗布、10分置いて二度目の拭き取りという作業になる。バイワイヤーなので、4個のスピーカー端子とそれにつながる4本のスピーカーケーブルの両端に措置する場合、全部で36回の作業が必要となるので、RCAケーブルと端子、電源ケーブル、USBケーブル、XLRケーブルなど全てに措置するには相当の手間になるが、それに値する効果が得られる。

④RCA端子などはポリマー塗布(と拭き取り)の直後から効果が実感できるが、スピーカーケーブル、電源端子などの効果を確認するには時間がかかる。全てが効果を出すのは一、二週間後となるが、その代わり、「えー」と驚くような臨場感の高い音質に様変わりする。

⑤私の場合は、これに加えてアコリバRR-777用の電源ケーブルの端子4カ所(アモルメットコア付きを増設しているのでケーブルが二本ある)も塗布した。それだけの効果あり、音場がさらに深く、明瞭になる。

⑥勿論、いわゆる仮想アース用ケーブルにも塗布した。


なお、iPurifire ACは実アースに接続して初めて両方のLEDインジケーターが緑色点灯することは上記の通りだが、遊びで、仮想アースのシステムエンハンサー SE2-BPにつないだところ、両方ともオレンジ点灯のままだった。つまり、世間は仮想アースと呼ぶが実際はアースではない、音質調整器であるとiPurifire ACも認めている訳だ。従い、それにつなぐケーブル材質によって音質ががらりと変わるのは不思議でも何でも無いのは既に前に書いた通りで、そのことをiPurifireも改めて実証してくれたことになる。


比較的少額の投資と多大な手間をかけると今までの音質とは様変わりになるので、この二つのアクセは是非ともお薦めしたい。