と言いたいだけだ。


とどのつまり。


だって50年に1度くらいしか使わないかもしれないとハッとしたから。


とどのつまり。


こんなコケティッシュな言葉を50年に1度にしておくにはもったいない。

とどのつまり。


言い過ぎて使い方を忘れる。


とどのつまりに自分の思考回路が脅かされている。

とどにもてあそばれているではないか。


思考がつまる。


とどによる思考のつまり。



イギリスブランド★有名アロマサロンに現役勤務中セラピストの日々メモ


精油を1日中扱っているせいか

感性が研ぎ澄まされ体質に変化している為か


鼻が良すぎて困ることがある。


電車だ。


隣の人の口臭を嗅ぎとってしまうのだ。


口がふさがれていようが

下を向いて寝ていようが

どんな状況に置いてもだ。


断じて自分ではない。


それは確認済みだ。


あまりにも嗅ぎとり体質な為


車内でマスクをしようかとも思うが


それはどうしてもできない。



出逢いを求めているからだ。



仕事の日はどこにも寄れず

ただただ通勤ルートを歩くだけに過ぎないが


ティファニーのブレスレットとリングをはめ


エルメスのリングをはめ

1000円のイヤリングをつけている。


キラキラしようとガンバっている。


もしかしたら


前から気になっていました付き合ってください、という男性が現れるかもしれないじゃないか。


いや現れてくれ。


そんな願いと期待を人知れず胸に抱いて一生懸命生きているんだ。


だからマスクをする訳にはいかないのだ。



そしてついに先ほど対策をあみ出した。


隣人と呼吸をそろえる。だ。


共に吐き


共に吸う。


しまった。


左にも隣人が。


呼吸が困難だ。



アロマセラピストならアロマセラピストらしく


ハンカチに精油を垂らしてバッグの上にちょこんと置こう。


時に汗を脱ぐってみたりして予防しよう。


この奥ゆかしい行為


ワタシを今まで気にしていたという男性の心をガッチリ掴める度が増すな。


さらに奥ゆかしさを演出するため

そしてマナーある大人になるために


夏はペパーミントか柑橘系の精油にしておこうと思う。


だからそういうドラマティックな出逢いをお願い。



イギリスブランド★有名アロマサロンに現役勤務中セラピストの日々メモ

ここには卑弥呼もいる。

自他共にそう呼んでいるのだ。

なにしろ占うからだ。


星座と血液型で人を見分け

手相や星占いにとても詳しく


またそれをとても愛している。


卑弥呼様はとても面白く

優しく


マッサージが上手く


頼りになる。


そしてちょくちょくボケる。


愛すべき存在だ。


卑弥呼様はよく食べる。

お弁当箱がデカイ。


ダンナと子供のお弁当と合わせて何合炊いているんだ。


そんな卑弥呼様は今後、占いアロマサロン


卑弥呼・ド・ボーテを開業するようみんなから推薦されている。


とても頼りになる先輩なので


繁盛するだろう。


とワタシは占う。





イギリスブランド★有名アロマサロンに現役勤務中セラピストの日々メモ

ゴマちゃん先輩は怒っていた。

上司が理不尽だったからだ。

ゴマちゃん先輩は怒り方までゴマちゃんなのだ。

可愛すぎる。


ゴマちゃんが上司に攻撃のメールを送った。


やめとけ、ゴマちゃん。

一蹴りされて終わる。


それでもゴマちゃんは正義感を抑えられず攻撃した。


アザラシは見かけによらないのだ。

人だ。


ワタシはアシベとなってゴマちゃんをなだめよう。



イギリスブランド★有名アロマサロンに現役勤務中セラピストの日々メモ

本当は知っている。


本物の生き返らせ屋はアナタだ。


毎朝黒柳徹子の様に髪を結い

白い割烹着に身をまとい

どこで買ったか気になるぶちメガネ風サングラスをかけ


左手にジョウロ、右手にスコップを持ち


土のあるところに必ずアナタは存在する


団地周りの土だけをとにかくいじり倒す割烹着の母。


早朝から日がくれるまでいじり続けている。


しかしその割烹着の母はよく花を蘇らせ


育て


埋めている。


生活している。



目があった。


おはようございます。


初めて挨拶を交わした。

喋れんのかい。


ワタシを植物と間違えていないだろうか。


植物達は常に上を向いているというのに


割烹着の母は常に下を向いている。


人見知りだと思っていたからビックリだ。



明日は感謝の気持ちを伝えてみようか。


おかげさまでこの辺りは最も植物状況が優れており


美しい花と緑に囲まれ


人々の心を日々癒している。



イギリスブランド★有名アロマサロンに現役勤務中セラピストの日々メモ


ガーベラくん大丈夫か。

今生き返らすから待っててくれ。


チョキチョキチョキ。


4日間もガンバってくれてありがとう。


生きてくれてありがとう。

お部屋を彩ってくれてありがとう。


光合成ありがとう。


感動をありがとう。



しまった。


それらのコトバを浴びせずに置いてきてしまった。

生き返らせ屋失格じゃないか。


ワタシが戻るまで首を長くして待っててくれ。


上を向いて待っててくれ。


しまった。


最も重要な保冷剤を入れてくるのを忘れた。


そろそろ生き返らせ屋の引退を考えよう。






イギリスブランド★有名アロマサロンに現役勤務中セラピストの日々メモ
営業後にセラピスト達は練習をする。

最近はもっぱらフェイシャルコース。


お肌の角質を取り除きターンオーバーを促進させ

お肌に栄養を与えて

シミ、くすみ、紫外線ケア。


通常のメニューをダブルで練習。


どスッピンで電車に乗るが

キメが整い過ぎて


お肌が明るくて


モチモチしていて


ツルツルで。


どうぞ見てくれと言わんばかりに

でこを出し


耳を出し


顔面をさらけ出している。


通常あり得ない行為だが

ここまでケアするとお肌の状態はかなり変わる。

見てほしくなる。


携帯をいじっていると思いきや

ライトが消えて暗くなった画面越しに


自分を見る。


立ちの場合は


窓に映る自分の状態を10秒置きに確認する。


周りの目を気にしながら。


お肌が輝くと心が踊り


心が踊ると携帯の画面を何度も見る。


ブログを書いていると見せかけて。




イギリスブランド★有名アロマサロンに現役勤務中セラピストの日々メモ

最も影響を受け

今最も欲しいアイテムランキング第1位は


ギャルソンのWoder Wood という香水。


落ち着いたお香っぽい香り。


これをつけているお客様が帰られた後、

セラピストみんなでイイにお~いとはしゃいだ。

その方の勤務する職場や友達からも好評らしい。

イイリアクションじゃないか。


ワンダーウッドを手に入れた暁には


ぜひ下着ボックスに振りかけて


インナーから香りを放っていきたい。


みんながイイと思うものにイマイチイイとなりづらい体質のワタシを巻き込むなんて


やるじゃないか。ギャルソンワンダーウッド。


キムタクにも


山Pにも


オダジョーにもピンときたことないのに


キミはワタシの心を掴んで離さないなんて。


さて。


そんな愛すべきワンダーウッドだが


果たして男ウケはというと。


それがあまり芳しくない。


どうやらフローラルなキラキラした


まるでサマンサタバサのお店のような


ポップでキャッチーな感じの方がイイという。


ここは素直にTPO別で使いこなした方が良さそうだ。


しかしワンダーウッドの魅力を分かる男性というのもまた捨てがたい。





いろんなお客様のいろんな物がワタシ達に影響を及ぼし

日々の癒しになることもある。




イギリスブランド★有名アロマサロンに現役勤務中セラピストの日々メモ
ゴマちゃんみたいな声をだし

ゴマちゃんみたいな動き方の

ゴマちゃんみたいな顔をした

先輩セラピストがいる。

見ているだけでほっこりする。


しかしこの先輩はギャップの女王である。


ゴマちゃんなのに仕事が早く


ゴマちゃんなのに誰よりも力強いマッサージ。


ゴマちゃんなのに英語がペラペラ。


ゴマちゃんなのに。


その隠れた才能と努力もまた愛しいじゃないか。

ゴマちゃんと一緒にお仕事をすると可愛すぎて笑ってしまうが


バカにされてると勘違いされ嫌われたら終わりなので


大切にしたい。


ワタシはアシベのように振る舞おう。





イギリスブランド★有名アロマサロンに現役勤務中セラピストの日々メモ
おじいちゃんが生きてた時は

あんなに毎日のようにケンカして

やれ家庭内別居だの熟年離婚だの言っていたのに

今はもうシュンとなってしまって

毎日仏壇のおじいちゃんに話しかけている。


どっちだよ。


でもやっぱり寂し過ぎるだろうひとりきりの3LDK。

きっと孫がひとり一緒にいれば

もっと活力も蘇って毎日にメリハリが出てくるのではないか。


お料理を教えたくなるかもしれない。


80年生きて培った知恵の1つや2つも披露したいかもしれない。


そしてワタシがお休みの日にはマッサージしてあげるのもイイじゃない。

そうしよう。


次のお休みで。


そうだ。おばあちゃんちに住もう。



イギリスブランド★有名アロマサロンに現役勤務中セラピストの日々メモ