カダフィ大佐
カダフィ大佐
リビアの最高指導者カダフィ大佐は21日深夜、国営テレビに短時間登場し、一部で流れた海外逃亡説を否定し、反体制デモ激化で混乱が拡大する中、退陣せず、あくまで政権にとどまる意思を強調した。
一方、衛星テレビ局の報道として、リビア軍の将校団は声明を出し、兵士に対して、カダフィ大佐を排除するため、民衆に合流するように呼びかけた。
将校団が反乱を起こしたとすれば、カダフィ体制は危機的な状況を迎えることになる。
将校団は声明の中で、全軍にトリポリにむけて進軍するように求めた。
リビアのダバシ国連次席大使も、カダフィ大佐の市民虐殺を非難して、早期辞任と弾圧の責任追及を求め、体制内には亀裂が広がっている。
国連事務総長は、リビアの体制側が戦闘機やヘリコプターで反政府デモを空爆したとの報道について声明を出し、強い怒りを表明した上で、「事実であれば、深刻な国際人道法違反だ」と強調した。
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