バラの花冠 | かもめのヨハナ☆祈りの花束ーカトリック

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日々の祈り、信仰生活(介護に翻弄される日常生活)、妄想、自然災害予知など、自己満足のブログです☆ーカトリックー

桜は満開になり、同時に様々な花が咲き始めました。花粉症の私にはちょっと辛い季節だけど、心踊る季節でもあります♪ヽ(´▽`)/


そして一昨日、近くの山に行って山菜採りをしてきました☆

大量に天ぷらにしたはずなのだけど、家族にあっという間に食べ尽くされ、次の日の食事の支度をサボろう計画は水の泡と消えました(苦笑)


やっぱり新鮮な季節のものは美味しいです♡(只今筋肉痛)


自然の恵みに感謝!


話はあっちこっちに飛びますが、時間のある時に敷地の中に延び放題

(すでに薮状態)になっている野バラの剪定をしています。


この野バラ

とにかく生命力が強い!


最初は草刈り機で刈っていたのだけど、刈りっぱなしでそこら辺にバラバラになった蔓を放置していたら、そこからどんどん増え、草刈りをするほど増え、気がつけばすでに薮。


それでもバラの開花の時期になると一斉に咲きだし、バラ園かと思うほど人の目を楽しませてくれます。


でも、このままではいかん!と一念発起。蔓をそこら辺に落として取り残さないように、手作業でチマチマ蔓を切り落とし、それをまとめて処分することにしました。


なんてったって茨の薮。容赦なく服を突き破って刺さってくれます。そのためトゲで体のあちこち傷だらけです。


手は猫を飼っている人の手みたい(笑)


バラの蔓を刈っている間に考えることは、イエズス様のご受難の道程のこととイエズス様がかぶらされた茨の冠のこと、そしてマリア様に捧げるロザリオ(バラの花冠)のこと。


主のご受難の24時間を祈っている方なら分かると思うのだけど、イエズス様はご受難の道すがら茨やアザミや植物のトゲでその聖なる御体を傷つけられました。


実際には何の植物の刺かは分からないけど、こんな過酷な道を歩かされたのかと心が痛くなります。


イエズス様のかぶられた冠は茨の冠だったけど、マリア様に捧げるロザリオの祈りは別名バラの花冠といい、一見美しいイメージがありますが、よく考えるとトゲの沢山ついたバラの冠なのです。


そして他にもマリア様に捧げられる祈りをバラに例えたりするけど、

バラはバラ、トゲか持つ人を傷つけます。


あくまで私の想像なので、正しいかは分かりませんが、


バラの花(祈り)は美しいけど、私たちの捧げる祈りは実はトゲのある祈りなのではないかな~と思いました。


このトゲには色々な意味があると思います。


心のこもっていない不完全な祈りだったり、信頼のない口だけの祈りだったり、不純な祈りだったり、高慢な祈りだったり…


マリア様はそのバラ(祈り)を微笑んで受け取ってくださるけど、実はマリア様の御心を痛ませているのではないか


そしてイエズス様を苦しめた茨の冠は私たちの膨大な思考の罪を象徴しているのではないかと考えたり


答えが出るものてもありませんが、

そんなことを考えながら、つるバラと格闘しています。


とにかく刺が痛い!


こんなので冠を作ろうと思った人間の神経が分からない!

そしてそれを人に被せて喜ぶなんて信じられません!


そしてそれに耐えたイエズス・キリスト


もっとよくご受難の祈りを祈ることが出来ますように。


主が賛美されますように