新聞を眺めている
たじままじまじともじをみる
最近になって
コレは配色が悪いんではないか、と思うようになった。
超多荷物を持って満員電車に乗る時
寒すぎるホームで特急の突風に耐え忍ぶ時
果てもなく遠い距離で移動手段が徒歩しかない時(とほほ
何も感じない心を作ろうと繕う
新聞の配色。
何か書いてあるけれど、色はない。
忙しさの日々の中で
ふとそんな瞬間が訪れるのだけれど
ビルの間に間に朝日も夕陽も射し込むのであって。
それに暖かみや有り難みを感じなくなってしまったら
殆ど死んでいるのと同じだな、とおもふ
アツアツ牛肉とか。
炊きたてのご飯とか。
味がしみたおでんとか。
握りしめた手とか。
あったかいものは意外と沢山ある。