皆さんこんにちは
季節の変わり目で体調を崩しやすい時期でもありますが、お元気でしょうか
もうすぐ、ジメジメした梅雨がやってこようとしています。筆者は梅雨は嫌いなので、少し憂鬱ですが。。
さて、皆さんは、健康には気を使っていますか
健康診断などは、ちゃんと受けていますか
もし、しばらく健康診断や、病院にいっていないなあなどという方
実は、顔で病気のサインが分かるかもしれないことは知っていましたか
知らない方も多いはず
それでは、詳しく説明していきましょう
【顔の腫れ】
特に、塩分を摂りすぎたとか、お酒を飲みすぎたなどの理由もなく、顔に、腫れやむくみが出ている方
不自然な顔のむくみは、臓器の機能低下を表します
ただ、臓器の細胞に変化はまだ起きておらず、病気の前の段階を示します。
ですので、顔に不自然なむくみが出た場合、早めに病院に行けば、病気を防げるかもしれませんね
また、むくには、最初に記したような、塩分、アルコールなどの過剰摂取により出ることもあり、肝臓などの臓器に確実にダメージを与えるので、普段から控えることも、確実な臓器機能の低下の予防になりますよ
【深いシワ・シミ】
シワやシミはいがいと怖い相の一つです
医療用語でメタと表現されますが、これはガンを意味します
例えば、それまでシワが無かったところに突然シワが現れたり、若いころはシワが無かったのに中年以降に突然シワ
が局所的に現れたりすると70%の割合でそこに関係する臓器に何らかの異常があると考えられます
顔全体に黄色いシミ、額だけに深いシワ⇒黄疸と診断⇒考えられる臓器は肝臓の機能低下もしくはそれ以上の変性と考えます。
しかし、シワ・シミは、年を取ってくると老化により出でくるものもたくさんあります。
不自然でないかをよく見てみることも大事ですが、少しでも不安であれば、すぐさま病院に行ってみた方が安心でしょう
【顔色が白い】
貧血(赤血球、血色素〈ヘモグロビン〉が少ない)可能性があります
単に色白の人や低血圧傾向の人も青白っぽく見えることがあるので、確実に貧血があるかどうかを診断するには、眼瞼結膜(下まぶた)の色あいを確かめる必要があります
それには鏡を見ながらアカンベーをして、他人と比べるとよいでしょう。眼瞼結膜の色がうすいと「貧血」です。
成人になっての貧血は、体内のどこかから出血している可能性が高いです。したがって、胃・十二指腸潰瘍、痔、ガン、女性の場合は子宮筋腫(による経血過多)などの有無を病院で調べてもらった方がよいでしょう
【顔色が黄色い】
肝臓病・腎臓病の可能性があります
顔だけでなく、全身の皮膚が黄色になるのは黄疸で、肝臓、胆のう、すい臓に何らかの病変(肝炎、肝臓ガン、胆のう炎、胆石、胆のうガン、すい臓ガン)があることを示します
健康な人でも人参やミカンを食べすぎると、その中に含まれるカロチン(黄色色素)が血液中に多くなり(カロチン血症)、全身の皮膚が黄色くなることがあります。
しかし、この時は、白目(眼球結膜)は黄色くはなりません(黄疸の時は全身の皮膚が黄色くなる前に白目が黄色くなります!)ので、肝臓病、胆のう疾患(胆石、胆のうガン)、すい臓病などとの鑑別のポイントになります
肝臓病(肝炎、肝硬変、肝臓ガン)が長引くと、血液内の老廃物が十分に解毒できず、血液が汚れてきます。
すると、その色を反映して、顔色が黒ずむのです
腎臓病でも、血液中の老廃物が尿として十分に排泄されないため血液が汚れ、顔色が黒ずみます
しかし、腎臓病の場合は、はじめに「目の周りが黒ずんでくる」という特徴があります。目の周りは皮膚がうすいため、早めに血液の汚れの色を反映するからです
【顔色が赤黒い】
血流不全の可能性があります
一般の人は「血色がよくて健康そうですね」などと言いますが、それは大きな勘違いです
脳卒中、心臓病、ガン……などで亡くなった方、急死した友人・知人達の顔色を思い浮かべてみられるとよいでしょう。たいていは「赤ら顔」であったはずです
体の冷えによって血管が収縮して血流が悪くなる(瘀血)と、清流もせき止められるとドブ川になってしまうように、血液中の成分も汚れて「汚血」になります
また、肉、卵、牛乳、バター、マヨネーズに代表される高タンパク、高脂肪食の食べすぎで血液中の脂肪、タンパク、尿酸……などの栄養過剰物や老廃物が増えると、血液はドロドロに汚れ(汚血)、その結果、血流が悪くなり「瘀血」になるのです。
「汚血」=「瘀血」に陥ると、コレステロール、中性脂肪、フィブリン(タンパク)、終末糖化産物(AGE)、尿酸……などの余剰物、老廃物を血管の内壁に沈着させる(動脈硬化)ことで、血流をよくしようとしますが、血管はますます細くなり「瘀血」は進展します。その結果、血流をよくするために、血管を拡張しようとして、顔や手の平が赤くなるのです。
「赤い」といっても、ピンク色の健康的な赤味とは違うどす黒さを伴う赤さです。
同時に歯茎や舌の辺縁が赤から紫や茶色を帯びた色素沈着を伴うことが多く起こります
「瘀血」=「汚血」=「血流不全」なのですから、放置すると脳梗塞、心筋梗塞、ゆくゆくはガンなども患いやすくなります。
「瘀血」のサインのある人は、健康の原則である「少食」「十分な運動」を励行する必要があるでしょう
いかがでしたでしょうか
顔には、たくさんの病気のヒントがありますね
専門的にも、医師も顔色で診察をすることもあるようです
あれ!おかしいかもと思ったら、まずは診断してみるといいかもしれませんね
人相が出しているサインを、うまく読み取ってあげてくださいね