今回の帰省では
実は もうひとつ 予定していたことがありました。
独身の頃
ピアノを教えていた スリランカ人の女の子。
その頃は まだ言葉もうまく通じなくて大変でしたが
一生懸命 習おうとした姿勢は素晴らしかった子です。
彼女は 同国の方と 結婚し
奈良でスリランカ料理のお店を開き
1年前に はじめたフェイスブックで再会、
十何年ぶり？に一度会おうと言ってましたので
今回 食事に立ち寄るつもりでした。
そして 連絡を入れてみると
5月から スリランカに帰っているとのこと・・・
がーーん・・・
でした。
やはり 彼女に会うときに お店を訪れようと思って
急遽 予定を変更
日本料理のお店をしている 私の実家「はり新」で
食事をすることにしました。
ちゃんと お客さんとして訪れたのは 初めてかもしれません。
子供の頃から 慣れ親しんでいる中庭を眺めながらの
お食事です。
昼と 夜とは メニューが違うのですが
今日は 昼メニューの中から
「かみつみち弁当」を注文。
これが お店の 昼メインです。
子供たちの飲み物は
「鹿サイダー」
隣の席の人が
「なに？何が鹿なん？」と 言われていましたが
奈良の名物「柿」の酢 が入っているのだそうです。
ラベルに 小さく 柿マーク 見えるでしょうか・・・
柿と鹿 奈良つながりなのですね＾＾
お料理は
月替わりの献立ですが
まずは梅酒と
枝豆とピーナッツのペーストを
奈良の吉野葛で固めてある お豆腐です。
香ばしい香りでした。
そして メインのお弁当には・・・
トウガンの入った夏らしい炊き合わせ
ナスの田楽
吉野の大峰山の湧水から作った蒟蒻
ホオヅキとフルーツトマトを掛け合わせて品種改良した
食用の「ホオヅキ」
など 季節や奈良にちなんだ食材の料理
そして 私 おすすめの サクサクの天ぷら
もうひとつのおすすめは
奈良時代から伝わる古代のチーズ「蘇」です。
古におもいを馳せながら 食すると
より感動ものです。
不思議な舌触りと まったりの確かにチーズの味が。。。
そして
ずっと私が子供の頃から覚えている味のお吸い物と
ちりめんざんしょのごはん。
それぞれの料理の味が
薄味の中にも メリハリがあって
良かったと思います。
食後には
大和茶のわらび餅
若い頃は
父が わらび餅をお鍋で練っているのを
手伝ったことを思い出しました。
改めて食べてみると
我が弟が とても丁寧な仕事をしていることが
よくわかり
今回 偶然？行くことになりましたが
予定を変更して 良かったと思っています。
奈良にお越しの際には
もしよろしければ お立ち寄りください。
また借り切って オフ会もいいな～と
密かに思っていました。
いつか実現出来るといいな
