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10/8(火)

スリランカ滞在4日目


後ろ髪ひかれる想いで

天国の街「ハプタレー」をあとに

する予定だが・・・?!

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朝5:45に目覚ましが鳴る。


ベランダの外に出てみると


今日もいい天気だ!





となりのご夫婦も朝日を眺めたり


するかなぁ、と思っていたけれど


酒盛りのせいか、まだ起きて


いないみたいだった。





気兼ねなくベランダで朝日を鑑賞♪





できるかと思いきや、昨日の夜寝る前に


格闘した虫が、びっしりと


壁にくっついていた!!(怖)


(お食事中の方、度々虫が


登場してごめんなさい。。)





この虫、日本にも似たようなのがいて


刺したりはしないようだったから


昨日も部屋の中に何匹か入ってきて


しまったのだけど、蚊帳のおかげで


安心して眠ることができた。





ひとまず、昨日天国を目撃した


あの丘へ行ってみることにした。


ホテルを出て左側の道をずっと


登っていけば近道なはず。






途中こんなダイナミックな木が!!




思った通り、丘にショートカットして


行くことができた。




まだ朝日は出ていないみたい。


丘の下には民家が点々としていて


話し声が聞こえてくる家もある。





今日は平日。


これから通勤や学校に行く人が


出てきちゃうかも。。


ちょっと不審者っぽいけど


この場所で朝日が出てくるまで


待たせてもらおう。





朝早いというのに、道路には


バスやトゥクトゥクがしばしば通る。


私を追い越すたびに、みんな


クラクションを「プッ」っと
鳴らしていく。


こんな場所に日本人がいるなんて


もの珍しいからだろうなぁ。





10分くらいして、左の山の上から


パーッと光が差してきた。



(やっと朝日を拝むことができたよー!)



下の方に広がる盆地に太陽の光が


あたって、また天国みたいな景色が


目の前に広がっていった。





しばらくその丘で景色を眺めていたら


民家から制服を着た少年が出てきた。






朝っぱらから自分の自宅前でボーッと


突っ立っている日本人を怖がるでもなく


「Good Morning」


と、笑顔で声を掛けてくれた。


(じーーーん。。。涙)





次は制服を着た女の子と


その子の弟くん、お母さんが


民家から出てきた。





さっきの少年と同じように
その家族たちも私に向かって
「Good Morning!」と


元気に声を掛けてくれた。





「これから学校に行くの?」と聞くと


その女の子は「そうよ」と言って

英語で色々と話してくれた。





が、、私は全然理解することができず


「ごめんなさい。。私は英語が


あまり話せないの。。」


と謝ると、ニコッっと笑って


バイバイ!と手を振ってくれた。






なんていい子なんだろう。


今でも忘れられない。


笑顔がとっても可愛かった女の子。


(思わずうしろ姿をパチリ。
        私、怪しい。。。)



そろそろホテルに戻ろうかな。


その途中、茶畑に向かう人々を乗せた


トラックとすれ違った。


みんな笑顔で手を振ってくれたよ。



(お仕事がんばって!)



ホテルに戻ってちょっとだけ2度寝。


8:30に起きて荷物の準備をする。


時間がないけど、9時過ぎに


昨日行ったグランドがあった方に


行ってみることにした。





ホテルのそばにはアーユルヴェーダの


病院?があったり。


スリランカでは、アーユルヴェーダは


すごく身近なものなのかもなぁ。




(まだ閉まってる。
昨日は患者さん、たくさんいたよ。)



道路の真ん中でボーッとしてるワンコ。


(スリランカの犬は本当に穏やか。
 1回も吠えられたことはないよ~。)



車が横倒れに!!


と思ったら、「FOR SALE」


これ売り物なんだと(笑)




時間がなかったけど、遠くの方に


ティーファクトリーを見つけて

気になったから行ってみた。




受付で中を見せてくれるか聞いてみたら


見学は受け付けてない、と言われた。


受付の中に色々と写真が


飾ってあったので見させてもらったよ。






通りから見下ろせるティーファクトリーを


写真に撮っていると、そこで働いていた


男性たちが声を掛けてきた。


どうやら「オレたちを写真に撮って!」


と言っているみたい。





「OK!」と言ってカメラを向けると


すごくいい笑顔をしてくれた。




(みんな笑顔がまぶしいゼッ!!)


ハプタレーのティーファクトリーは


線路を挟んで両脇に広がっていたよ。




列車が通った時に写真を


撮ってみたかったなぁ!





さぁ、そろそろホテルに戻って


チェックアウトしないと!





と心の中では思っているんだけど


目に入ってくる景色が綺麗すぎて


思わず立ち止まって
シャッターを押してしまう。




そしてさっき道に座っていた犬が


微動だにせず同じポジションにいた(笑)


(再び穏やかワンコ。
    車にひかれちゃうよ~?)




いやはや繁華街まで戻ってきた時には


もう9:55になっていた。





そう、昨日ホテルの人に聞いたり


スマホで列車の時間を調べて


10:25のキャンディ行き列車に


乗り込むことにしていたのだ。





◆このサイトで列車の時刻を

  調べられます!

http://www.gic.gov.lk/gic/index.php?option=com_findnearest&task=train





(やばいーー!ダッシュするぞ!)





ハプタレーの街をダッシュして


なんとか10時ギリギリに


フロントへ向かう。





急いでチェックアウトの


手続きをしていると


昨日あれだけ酔っぱらっていた


隣人のご夫婦が涼しげな顔をして


トゥクトゥクに乗り込んで


行くのが見えた。


おそらく駅に向かうのだろう。





急いでホテルの外へ出てみると


トゥクトゥクはもう出てしまった後で


繁華街まで行かないと


別のトゥクトゥクは


捕まえられそうもない。





(うわー!相乗りさせてもらえば


よかった~~(涙) )





いつものことながら、ギリギリに


行動してしまう自分を呪いながら


重いバックパックとリュックを背負って


駅までの道を走って行く。





するとさっきホテルを出て行った


トゥクトゥクが戻って来るのが見えた。





ドライバーも私に気付いてくれたようで


「駅まで乗って行くかい?!」


と聞いてきてくれた。





「お願いします!!」





トゥクトゥクに急いで乗り込み


駅に向かう。





前方に駅が見えてきた。


まだ列車は来ていないかな?!


ドキドキしながら駅の方を見ていると


突然、トゥクトゥクが急ブレーキを


かけて停まったのだ。





(どうしたのーー?!?!)





何が何だかわからないでいると


ドライバーさんが道路を指さして


何か言っている。





目を凝らして見てみると


昨日、道の真ん中で抱き合って


眠っていたこの子犬たちが




今度は微妙に離れて眠っていた(笑)


(キミたち可愛すぎるぞー!逮捕ー!)





ドライバーさんは、この子犬たちを


ひかないように、ゆっくりと


両側を確認しながらトゥクトゥクを


運転していった。





駅まであと少し!!


そして発車時刻までもあと少し!!


無事に乗ることができるのか?!




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次回

『スリランカの車窓から』

世界の車窓から

につづきます!

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