ライアン!
(小川登板の試合を見に行ったらやろうと思ってました。分かる方だけで結構です。)
■□■□■□■□■□
今年のプロ野球もあと僅か。
今シーズン最後の神宮参戦となりました。またしてもチケットを譲り受けてブルペンシート。
東京ヤクルトVS横浜DeNA、そういえば先週もこのカードをハマスタで見たな。
お互いに今シーズンのBクラスは決定済ではありますが、わざわざ球場へ足を運んでくれたファンのためにいい試合を見せたいところ。
この日の両先発は、
両チームのエース対決!
スワローズの「ライアン」こと小川泰弘も、そして、これはちょっと意外でしたがベイスターズ先発の三浦大輔も生で見るのは初めて。
それにしても、今年は小川、菅野、藤浪、三嶋、則本、松永とルーキー大豊作ですね。
(この選手を全員生で見たことあるのがちょっとした自慢、えへへ)
スタメンはご覧のとおり。
去就でモメてる両監督のメンバー表確認も終わり、プレーボール!
小川。序盤は完璧なピッチング。
ポンポンとストライクを取り、緩急あるボールでバッターを翻弄していきます。こりゃすごいルーキーだ。ピッチングフォームも「ライアン」の名に違わずダイナミック。
対する三浦はストライクが入らず苦しい内容。
それでもなんとかゲームを壊さぬよう踏ん張りを見せましたが、5回3失点。この日のピッチングの出来は小川が一枚上でした。
それでもベイスターズは6回にブランコの2点タイムリーで1点差に詰め寄ります。
お祭り騒ぎのレフトスタンド。
毎度毎度思うことですが、神宮はビジターファンがよく入りますよねぇ。
こんなことを言ったらスワローズファンに怒られるかもしれませんが、神宮球場って関東在住のビジターファン(特にセリーグ)のためにあるように感じます。
しかし、反撃もここまで。
7回はバーネット。
今シーズンは不振を極めた助っ人がこの日は圧巻のピッチング。下位打線を三者三振。
前日にはラジオで解説の江本孟紀に「こんなピッチングじゃ勝ちパターンでは到底使えない。来季の去就も...」ってボロクソ言われてたのに(苦笑)
8回を久古健太郎が作ったピンチを、
山本哲哉。ノーアウト1,3塁から無失点で切り抜けるピッチング。
大ピンチの場面で出てきてぴしゃっと抑える場面はリリーフピッチャーの醍醐味ですよね。かっこいい。
それでガッツポーズをするのではなく「えっ?僕なにかしました?」とばかりにサラッとベンチへ帰ると尚良し。
最後はルーキーながらも守護神を務める石山泰稚(エースと守護神がルーキーって、改めて考えるとすごいな)が締めて、
スワローズの勝利。小川はハーラー単独トップの16勝目。
最多勝、そして新人賞をグッと引き寄せる白星となりました!
ただ、16本もヒット打って(四球もそこそこあったはず)4得点って....ホントなら楽勝しなきゃいけない試合だよ。こういうところが今年のスワローズの苦しさを示しているのかもしれません。
ヒーローはその小川と、
山本哲哉。
いやぁ、今日のヒーローは間違いなくヤマテツでしょ。
ホームランを打たれたら逆転、犠牲フライでも1点取られる場面でベイスターズのクリーンナップを0点に抑えるのは大したもんだよ。特に梶谷から奪った三振が良かった。あっ晴れ!
最後は目の前を通る選手たちの見送り。
ブランコはデカい。そしてベイスターズファンは優しい。誰も罵声を飛ばさない。
実質KOの三浦にも、「番長ー次は頼むよ!」「頑張ってー!」
これが人徳というものか。
あと中畑監督のファンサービスは素晴らしい。僕も思わず「キヨシ!辞めないで!」と声をかけてしまった。今のベイスターズに彼以上マッチする監督はいないと思う。
今期ラストの神宮球場を存分に満喫した。
■□■□■□■□■□
今日の神宮 その1
野球場で食べるフランクフルトって何故か旨いんだよなー。