勝利の“美酒”に酔いしれる (2月17日 第30回フェブラリーステークス 観戦記) | PORTERラヂオ

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プロ野球観戦記、日々の雑感を中心に綴る大学生&塾講師のBlog。千葉ロッテ&競馬好き。大のコーヒー党でタンブラーを持ってカフェへ出没する率高し。フリーペーパー制作サークルに所属。



先週の日曜日、2013年1発目の競馬観戦へ行ってきました。
お目当ては今年最初のGⅠレース、砂の王者決定戦フェブラリーS(ダート1600m)。

まずは京王線の駅から専用通路を通って場内へ。気分が高まります。

前回のジャパンカップ程ではありませんが、今年初のGⅠレースだけあって早くから多くの人が詰めかけていました。午前中には既に自由席、指定席ともに一杯でしたね。



生観戦の最大の魅力はパドック。馬を間近で見ることが出来ます。この日の第3レースには注目馬のメイショウロフウが登場。新馬戦を圧勝したときに武豊Jが絶賛していた馬です。パドックでの雰囲気も上々。気分よく歩いているように見えました。その馬の調子の善し悪しを判断するうえでもパドックは欠かせません。

結果はスタート良く逃げ切って勝利。見事2勝目を飾りましたが、レース後骨折が判明。早期で復帰出来ると良いですが.......。

午後の特別レースが始まる頃にはパドックも大混雑。

10レースで武豊ジョッキーの穴馬のおかげで馬券を的中させ、迎えるはメインレース、フェブラリーステークス。

1番人気はダートコース初挑戦となる昨年のNHKマイル覇者、カレンブラックヒル。(写真は撮れず)
ダートを未経験でGⅠに挑んだ馬は、これまで全く好走出来ませんでしたがこの馬のスピード能力は素晴らしいものがあります。例年と比べメンバーが小粒になった今回は不利なデータを打ち破って優勝出来るかもしれません。

フェブラリーステークスと同じコースで昨秋重賞を制したイジゲン。この馬の課題はスタート。出遅れが無ければ怖い存在になります。

実績No,1といえばワンダーアキュート。キツいローテーションで臨む点や、1600mがこの馬にとってやや短いのは気になるところですが、幾多の強豪と互角の勝負を繰り広げてきた実力は侮れません。

前哨戦の東海ステークスを圧勝したグレープブランデー。骨折で長期休養を余儀なくされた時期からの復活を見せつけるレース振りでした。鞍上は今や日本を代表するイケメンジョッキー、浜中俊騎手。



昨年の覇者テスタマッタも虎視眈々と連覇を狙っています。直線で逃げ馬が止まる展開になれば連覇も夢ではありません。

東京コースでは堅実した走りを見せるのがダノンカモン。勝ち味に遅い点がネッ
クですが、無視出来ない存在なのは間違いありません。


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今年のフェブラリーステークスは実力伯仲の大混戦。どの馬が勝つか全くと言っていい程予想できないので、ダートが未経験ながらもダートのGⅠへ参戦するカレンブラックヒル陣営の心意気を買うことに。ここで芝・ダート不問のニューヒーローが誕生すれば競馬界も盛り上がりますしね。


そしていよいよ発走です。

ファンファーレが鳴り、スタンドから大歓声が巻き起こります。



勝利したのはグレープブランデー!中団で脚を溜め、直線では素晴らしい伸びを見せて完勝。3歳時にGⅠを勝利した素質馬が完全復活した瞬間を見ることが出来ました。鞍上の浜中騎手はガッツポーズ。イケメンの若武者が大仕事をやってのけました。昨年は全国リーディングを奪取して躍進を続けています。ウイニングラン後にはなんとステッキをスタンドへ放り投げるファンサービス。相当嬉しかったんだろうなぁ。しかしレース後になんと骨折が判明。幸い症状は軽いようで、順調に行けば6月頃には復帰出来るようです。

ちなみに2着は古豪エスポワールシチー。8歳馬も頑張ってます。3着ワンダーアキュート。カレンブラックヒルはスタートで後手を踏んだのも響いて15着大敗。状態も本調子ではなかったのかな。

フェブラリーステークスは外しましたが、馬券収支はプラスで終わりました♪
ごく少額ですけどね。
同行したメンバーも皆プラスで、楽しく1日を過ごせました。