当クリニックは、まだあまり、認知されておりませんが、日曜日診療しております。日曜は私でなく、毎週、大学同期の、K先生に担当してもらっています。正直なところ、日曜日は患者さんもあまり来院されることもないかと思い。日曜日は休診日の予定でした。私が、昨年まで勤務していた相模原の病院を退職する際に、K先生から、日曜日外来やってあげようか?と提案され、彼なら任せられると思い、日曜外来をすることにしました。

 ここで、彼の人柄を紹介したいと思います。平成3年に、同じ東海大医学部に一緒に入学し、学生時代から仲良くしていました。(本人がそう思ってるか不明ですが。)私も彼も奇跡的に一度も留年せず、卒業試験、国家試験も一発合格し、卒後、東海大整形外科に入りました。卒業後、同じ病院で働く機会はありませんでした。そして、私が大学を退職し相模原の病院に勤務することになりました。その頃の相模原の整形外科は私1人で、午前外来、午後手術。手術と手術の合間に救急車の対応をして、夕方から病棟回診するというスタイルでした。夕方はちょうど日勤の看護師さん達が、夜勤の看護師さん達に申し送りをする時間帯です。その時間に回診するのは、看護スタッフのひんしゅくを買うことになります。その当時、外科と整形外科の合同病棟で、外科医は4人在籍し、誰かしらの医師が常に病棟にいますが、私は昼間ほとんど病棟に顔を出す時間がないため、当時の看護師長から、整形外科の先生は全然、病棟に来てくれないと愚痴られていました。そんな時です。彼から連絡が来ました。

 俺も大学辞めるから、お前の病院行ってあげようか?と。
なんてナイスな奴なんだと。感激です。

 私が在籍するまで、整形外科の医師はいるものの、手術件数は何年も0だったのが、私1人で1年間で、115件。彼が来た2年目から、250件件近くになり、3年目には私の後輩も来てくれて、400件となり、昼間に病棟回診できるようになり、看護スタッフのひんしゅくを買うこともなくなりました。彼と14年間一緒に働いてきましたが、外来も手術も信頼して任せられる人間です。見た目は、うちのクリニックの目の前のパチンコ屋の行列に並んでそうな風貌ですが、沖縄出身の穏やかな性格のいい奴です。ですので、日曜日も安心して来院して下さい。