凄いラーメン屋発見！！
２０１０年７月１７日（土曜日）
練馬区中村橋駅のそばにあるラーメン屋「てっぺん」で
素晴らしいサービスを発見してしまいました！
かなり勉強になるレベルなのでご紹介しちゃいます
よっしゃ！行かせていただきます！！！！！
店舗に入った瞬間に素晴らしいアイコンタクトと声のトーンで
「いらっしゃいませ！どうぞお好きなお席に」
３０代の明るい雰囲気の女性が迎えてくれました！
「感じの良い人がいるなぁ…この店は当たりかも！」と
思っていました。
私が入店した直後に３人組女性が「へぇ～！ここ初めてだねぇ～」
楽しそうにお話をしながら入ってきました。
先ほどの女性店員がそのお客様のご案内をしている時に、
私は注文したいものが決まったので、
厨房の方に目をやりました。
その店舗は、入り口を入るとすぐに客席なのですが、
厨房が少し奥まっており段差のある厨房になっている為、
「気がついてくれないかなぁ」と思っていました…。
しかし！すかさず厨房内にいた店長らしき人が
私が声をかける前に気がついてくれ、
注文をとりにきてくれたのです
このお客様が「すいませ～ん」て言わなくてよい店って
素晴らしい店の共通項だと思いませんか
メニューがわかりずらくて「すいませ～ん」
注文したいけど誰も気付いてくれなくて「すいませ～ん」
お水が欲しくて「すいませ～ん」よくありますよねぇ！
そんな時に、お客様の声にならない声を先に察知する人。
そんな素敵な人がいる店。
サイコーですよね
しかし、この店の素晴らしさはこれだけではないのです。
私は自分の注文が終わり、本を読み始めた時、
先ほどの女性３人組が注文をし始めました。
「この半ラーメンってありますかぁ」
その店には午前６時から１０時までの
「モーニングタイムサービス」というのがあって
（ラーメン屋さんで６時オープンしているだけでも凄いのですが）
これは、半ラーメンに６種類のご飯がついたセットメニューなのです。
話し振りからおそらくこの女性３人組は、
６種類もあるご飯メニューを試してみたいけど、
通常サイズのラーメンとご飯は食べられない、
まさに！「いろんなものがちょっとづつ食べたい！」という
乙女のわがまま（笑！私もそうですが！）を
におわせていました！
サービス業で世界中の人を幸せにしたい私は、
心の中で「オーダーを聞いている先ほどの元気な女性」を
応援し始めていました！
「とれ！そのお客様のわがまま何とかして受け取れ！」
サービス業とは「お客様のわがままを受け止めてなんぼ！」
そう思っている私はこの後の展開をドキドキしながら待っていました。
そして、その女性店員は
「お客様、そちらのメニューは実は…
平日の朝のタイムサービスなんですよ。」
ああ、駄目かぁ…。
やっぱり、タイムサービスという店のルールが
お客様の期待を越えられないハードルになるのかぁ…。
そう思った瞬間！
「半分のラーメンが良いんですよね！ちょっとお待ちください！」
そう言って、厨房の奥にいる店長の所に走っていったのです。
来ましたぁ！
逆転のチャンス！
ここで、重要な判断を下すのは
やっぱり店長！！！
「さぁ！店長どうする？！頑張れ店長！」
「受けろ～！負けるな～！！」
何だか、私は一人ワールドカップ状態です（笑）
祈るような気持ちの中…
やがて、女性店員がお客様に伝えました。
「お客様、大丈夫です！
お子様ラーメンがちょうど半ラーメンと同じ量なので
お子様ラーメンにご飯をつけちゃいましょう！」
来たー！！
来ました～
お子様ラーメン３９０円！
しかも、プラス１００円で
ご飯をつけちゃうサービスまでしちゃいました！
そうなんです！
これは午後３時までのタイムサービスで、
なんと！今は午後３時１５分！
「やったー！！ニッポン勝ちました～！！」
このお店は、接客をしていた女性が
「お客様のわがままをどうにかしたい！」と拾い上げ、
店長がしっかりキャッチし、
お客様に最高の店舗体験を投げ返したのです！！
念のために言っておきますが、
ここはラーメン屋ですよ！
練馬のラーメン屋
高級ホテルでも５分すぎたからという理由で
「ルームサービス」を平気で断っておいて、
そのくせチェックアウトでは「サービス料」を
きっちり乗せてくる所があるというのに、
ラーメン屋で逆転サヨナラ満塁ホームラン！！
素晴らしすぎです！！
これぞ、サービス
ドキドキするほど感動していたので、
つい素敵な女性従業員の方の顔を
もう一度見たくて振り返ると、
「はいっ！いかがいたしましたか」って
素早く私の横にきちゃいました
素晴らしい注意力と反応力です。
これは、もうプロ中のプロです。
一朝一夕ではできないプロの技です！
それで、率直に聞いちゃいました！
「いや、本当に素晴らしい接客ですね！
どこでそのスキルを磨かれたのですか？」
その女性は、奥ゆかしくて
「いえ、全然私なんか未熟者で勉強中です。」と
恥ずかしがっていましたが、
何度もしつこく聞く私に、
あんまりはぐらかすのも悪いと思ったらしく
「実は、お恥ずかしながら航空会社で働いておりました」
な～るほど！キャビンアテンダントで磨いた
お客様への注意力を活かして
ラーメン屋さんで働いていたんですねぇ！
これは、参りました！！
そこからは、ちゃんと私の自己紹介をさせていただき、
「サービスの素晴らしさに感激しました！」
と率直にお伝えさせていただきました。
厨房から店長さんも出て来ていただき、
お話をお伺いするとやっぱり謙虚な方で
「私たちは、ただ社長の教えを一生懸命やっているだけです」と
おっしゃるのです。
やっぱり、そんな素直な方が「やさしい心の通ったサービス」を提供できるんですね
その内、女性の従業員の方が
「お客様よろしければ、５分ほど待っていただけませんか？」と言う、
なんでも朝から働いていた社長が近くの駐車場の車の中で休憩中らしい。
「出来れば直接お話をさせて頂きたい」というのだ。
おそらく走って呼びにいってくれたのだろう。
ほどなくして、目をしょぼしょぼさせた社長さんが店に入ってきてくれました。
それで、わかったのですがこの素敵な女性従業員さんは社長さんの奥様だったのです！
「こ～の～！果報者！！」って感じですね
私が見たこの店のサービスの素晴らしさを
鴻池社長さんにお伝えさせていただいた所、
やっぱり謙虚に「ありがとうございます！嬉しいです！」と
素直で感謝の気持ちをお持ちの人間味あふれる方でした！
本当にやっぱり！！って感じです
でも、実はよくよく話を聞いてみると、
この店は一回閉店するって決めた店らしいのです。
赤字が長らく続いていたので…
看板も下げて、
客席や厨房の機材も本店に引き上げて、
最後に厨房を掃き掃除している時に
鴻池社長の胸に…
こみ上げてくるものがあったそうです。
「本当にこれで撤退して良かったのか？やるべき事、
出来る事を全てやりつくしたのだろうか？」
そして
「こんなのかすり傷じゃないのか？
死にそうになるぐらい失敗してから
撤退を決めるのが本当の勝負じゃないのか？！
本当に死にものぐるいでやったのか！」
…そう思い、
１週間後に再度同じ場所でオープンする事を決めたそうです。
なんと、偶然にも私はその再スタートの当日に
この店に出会ってしまったのです。
これは、引き寄せられたとしか思えません！！
運命を感じちゃいました
「サービス業を通じて世界中の人を幸せにする」
そのスタートを切った私と
一度撤退を決めた同じ場所で再スタートすると決めた鴻池社長。
お互い「死にものぐるい」で頑張りましょう
と固い握手をかわしました！
この出会いに心から感謝します！！
とんこつラーメン てっぺん
〒176-0023
東京都練馬区中村北3-22-10ｷｮｳﾘﾝﾋﾞﾙ1F
03-5933-9900
■アクセス方法
中村橋駅南口を出て右へ｡
すぐに太い道路(千川通り)に出るので反対車線へ渡り左へ20mほど進むとございます｡
素晴らしいお店ですので
お近くに来た際はぜひ！お立ち寄りください！！
練馬区中村橋駅のそばにあるラーメン屋「てっぺん」で
素晴らしいサービスを発見してしまいました！
かなり勉強になるレベルなのでご紹介しちゃいます
よっしゃ！行かせていただきます！！！！！
店舗に入った瞬間に素晴らしいアイコンタクトと声のトーンで
「いらっしゃいませ！どうぞお好きなお席に」
３０代の明るい雰囲気の女性が迎えてくれました！
「感じの良い人がいるなぁ…この店は当たりかも！」と
思っていました。
私が入店した直後に３人組女性が「へぇ～！ここ初めてだねぇ～」
楽しそうにお話をしながら入ってきました。
先ほどの女性店員がそのお客様のご案内をしている時に、
私は注文したいものが決まったので、
厨房の方に目をやりました。
その店舗は、入り口を入るとすぐに客席なのですが、
厨房が少し奥まっており段差のある厨房になっている為、
「気がついてくれないかなぁ」と思っていました…。
しかし！すかさず厨房内にいた店長らしき人が
私が声をかける前に気がついてくれ、
注文をとりにきてくれたのです
このお客様が「すいませ～ん」て言わなくてよい店って
素晴らしい店の共通項だと思いませんか
メニューがわかりずらくて「すいませ～ん」
注文したいけど誰も気付いてくれなくて「すいませ～ん」
お水が欲しくて「すいませ～ん」よくありますよねぇ！
そんな時に、お客様の声にならない声を先に察知する人。
そんな素敵な人がいる店。
サイコーですよね
しかし、この店の素晴らしさはこれだけではないのです。
私は自分の注文が終わり、本を読み始めた時、
先ほどの女性３人組が注文をし始めました。
「この半ラーメンってありますかぁ」
その店には午前６時から１０時までの
「モーニングタイムサービス」というのがあって
（ラーメン屋さんで６時オープンしているだけでも凄いのですが）
これは、半ラーメンに６種類のご飯がついたセットメニューなのです。
話し振りからおそらくこの女性３人組は、
６種類もあるご飯メニューを試してみたいけど、
通常サイズのラーメンとご飯は食べられない、
まさに！「いろんなものがちょっとづつ食べたい！」という
乙女のわがまま（笑！私もそうですが！）を
におわせていました！
サービス業で世界中の人を幸せにしたい私は、
心の中で「オーダーを聞いている先ほどの元気な女性」を
応援し始めていました！
「とれ！そのお客様のわがまま何とかして受け取れ！」
サービス業とは「お客様のわがままを受け止めてなんぼ！」
そう思っている私はこの後の展開をドキドキしながら待っていました。
そして、その女性店員は
「お客様、そちらのメニューは実は…
平日の朝のタイムサービスなんですよ。」
ああ、駄目かぁ…。
やっぱり、タイムサービスという店のルールが
お客様の期待を越えられないハードルになるのかぁ…。
そう思った瞬間！
「半分のラーメンが良いんですよね！ちょっとお待ちください！」
そう言って、厨房の奥にいる店長の所に走っていったのです。
来ましたぁ！
逆転のチャンス！
ここで、重要な判断を下すのは
やっぱり店長！！！
「さぁ！店長どうする？！頑張れ店長！」
「受けろ～！負けるな～！！」
何だか、私は一人ワールドカップ状態です（笑）
祈るような気持ちの中…
やがて、女性店員がお客様に伝えました。
「お客様、大丈夫です！
お子様ラーメンがちょうど半ラーメンと同じ量なので
お子様ラーメンにご飯をつけちゃいましょう！」
来たー！！
来ました～
お子様ラーメン３９０円！
しかも、プラス１００円で
ご飯をつけちゃうサービスまでしちゃいました！
そうなんです！
これは午後３時までのタイムサービスで、
なんと！今は午後３時１５分！
「やったー！！ニッポン勝ちました～！！」
このお店は、接客をしていた女性が
「お客様のわがままをどうにかしたい！」と拾い上げ、
店長がしっかりキャッチし、
お客様に最高の店舗体験を投げ返したのです！！
念のために言っておきますが、
ここはラーメン屋ですよ！
練馬のラーメン屋
高級ホテルでも５分すぎたからという理由で
「ルームサービス」を平気で断っておいて、
そのくせチェックアウトでは「サービス料」を
きっちり乗せてくる所があるというのに、
ラーメン屋で逆転サヨナラ満塁ホームラン！！
素晴らしすぎです！！
これぞ、サービス
ドキドキするほど感動していたので、
つい素敵な女性従業員の方の顔を
もう一度見たくて振り返ると、
「はいっ！いかがいたしましたか」って
素早く私の横にきちゃいました
素晴らしい注意力と反応力です。
これは、もうプロ中のプロです。
一朝一夕ではできないプロの技です！
それで、率直に聞いちゃいました！
「いや、本当に素晴らしい接客ですね！
どこでそのスキルを磨かれたのですか？」
その女性は、奥ゆかしくて
「いえ、全然私なんか未熟者で勉強中です。」と
恥ずかしがっていましたが、
何度もしつこく聞く私に、
あんまりはぐらかすのも悪いと思ったらしく
「実は、お恥ずかしながら航空会社で働いておりました」
な～るほど！キャビンアテンダントで磨いた
お客様への注意力を活かして
ラーメン屋さんで働いていたんですねぇ！
これは、参りました！！
そこからは、ちゃんと私の自己紹介をさせていただき、
「サービスの素晴らしさに感激しました！」
と率直にお伝えさせていただきました。
厨房から店長さんも出て来ていただき、
お話をお伺いするとやっぱり謙虚な方で
「私たちは、ただ社長の教えを一生懸命やっているだけです」と
おっしゃるのです。
やっぱり、そんな素直な方が「やさしい心の通ったサービス」を提供できるんですね
その内、女性の従業員の方が
「お客様よろしければ、５分ほど待っていただけませんか？」と言う、
なんでも朝から働いていた社長が近くの駐車場の車の中で休憩中らしい。
「出来れば直接お話をさせて頂きたい」というのだ。
おそらく走って呼びにいってくれたのだろう。
ほどなくして、目をしょぼしょぼさせた社長さんが店に入ってきてくれました。
それで、わかったのですがこの素敵な女性従業員さんは社長さんの奥様だったのです！
「こ～の～！果報者！！」って感じですね
私が見たこの店のサービスの素晴らしさを
鴻池社長さんにお伝えさせていただいた所、
やっぱり謙虚に「ありがとうございます！嬉しいです！」と
素直で感謝の気持ちをお持ちの人間味あふれる方でした！
本当にやっぱり！！って感じです
でも、実はよくよく話を聞いてみると、
この店は一回閉店するって決めた店らしいのです。
赤字が長らく続いていたので…
看板も下げて、
客席や厨房の機材も本店に引き上げて、
最後に厨房を掃き掃除している時に
鴻池社長の胸に…
こみ上げてくるものがあったそうです。
「本当にこれで撤退して良かったのか？やるべき事、
出来る事を全てやりつくしたのだろうか？」
そして
「こんなのかすり傷じゃないのか？
死にそうになるぐらい失敗してから
撤退を決めるのが本当の勝負じゃないのか？！
本当に死にものぐるいでやったのか！」
…そう思い、
１週間後に再度同じ場所でオープンする事を決めたそうです。
なんと、偶然にも私はその再スタートの当日に
この店に出会ってしまったのです。
これは、引き寄せられたとしか思えません！！
運命を感じちゃいました
「サービス業を通じて世界中の人を幸せにする」
そのスタートを切った私と
一度撤退を決めた同じ場所で再スタートすると決めた鴻池社長。
お互い「死にものぐるい」で頑張りましょう
と固い握手をかわしました！
この出会いに心から感謝します！！
とんこつラーメン てっぺん
〒176-0023
東京都練馬区中村北3-22-10ｷｮｳﾘﾝﾋﾞﾙ1F
03-5933-9900
■アクセス方法
中村橋駅南口を出て右へ｡
すぐに太い道路(千川通り)に出るので反対車線へ渡り左へ20mほど進むとございます｡
素晴らしいお店ですので
お近くに来た際はぜひ！お立ち寄りください！！