11月29日
岡山市北区新庄下
全国4番目の大きさの造山古墳の現地説明会がありました
墳丘に上がれる古墳としては日本最大です


後円部 右に向かって前方部方面です


人と比べると大きさが分かります
さすが墳長350メートル


今回はトレンチを5箇所入れていました


5箇所ともテラスの部分を発掘
今回トレンチを入れた箇所で囲んでいる部分を整備します
現地を見るとその部分は確かにざっくりと無くなっています 土を盛り元に戻すのでしょうね

埴輪列は造山古墳ではじめての検出だそうです


埴輪の大きさは30センチ強くらい 埴輪と埴輪の間が10センチ弱


これが墳丘のテラスの上にずらっとあった訳ですね
しかも3段築造の古墳なのでざっと✖️2と最上段分
途方もない数字です
以前特殊器台を作るイベントに参加しましたが、相当重そうでした
5世紀前半 運ぶのも大変だったでしょう


トレンチでは埴輪列が検出されなかった部分もあります
墳丘が崩落してる部分に近かったため残っていなかったのでしょうか


埋め方もテラスにより異なっているそう
同じ古墳なのになぜちがうのか
作った人と時代が違うのでしょうか


葺石 最初に見たトレンチの葺石は今まで見た古墳の中でも1番大きかったです
何箇所か見ると 小さいところもあり


見事な埴輪列 
埴輪ってどういう意味だったんでしょう
あるのとないのでは何が違ったのか


こんなに綺麗に残るものなんですね
掘って出てくるということは埋まっているのですが
その土はどこから?
上の墳丘の土が少しずつ落ちてきているのでしょうか


葺石は350メートルの墳丘を全て覆っていたのかな


普段あまり埋葬者さんに興味は無いのですが
さすがにこの規模を見るとどんな人が眠っているのか気になりますね
これだけの古墳を作ってもらえた人ってどんな人?

いつもの造山と違いすごい人出でした
古墳好き(遺跡好き 歴史好き)さんが、こんなにいるとは びっくりしました
皆さんつぶやいてる事が専門的だしすごいです

駐車場一杯でした
また落ち着いたら普段の造山に会いに行きます