大量にぶら下っている純正キャブレター。 Goose用です。
ミクニBST40と33ですが Goose250の生産はわずか1年
それも約30年前の車両。メーカー在庫もありません。
大変レアものなのですが
うちのPITには4個ある(=゚ω゚)ノ ご注文が入ったので
すぐ乗れる状態のを用意するとなると4個をO/Hして
良い物を厳選! 消耗品を交換となるのです。
これが1番いいと感じたボディーを磨いて
古く固くなったOリングを交換します。メーカーから
パーツリストに載ってないOリングもあるので数多くの
予備品を揃えてあるんです。専用のは仕方ないので
メーカー発注
キャブレターは空気とガソリンを混合させる気化装置
多くのジェットが詰まってはダメ。通りを確認するのが
ダスター。周りの空気を巻き込んで強い空気を送る
緑のや細いジェットの通りを確認する銀色のや刷毛が
付いてる赤/黒のがあるよ。 通りを確認して組むの
負圧式とかサーボ式というタイプでバタフライ弁の
他にエンジンの負圧に合わせて開くスライドバルブ
があるんだよ。 このダイヤフラムがゴムだから
薄くグリスを塗って破れるのを防止。チャンバー室の
フロートも新しいのにしておこう。 純正のジェッティング
に合わせて組むよ。
アイドル調整のリモートワイヤーはホースがエンジン熱で
硬化しやすく回りにくくなっちゃうんだ(´・ω・`) 一番いい状態の
一番下のをえらび錆を落とすよ
できたぁ(*´▽`*) 普通分解しないところにもОリングが
入っているのを知っているか知らないかで大きく精度が
変わるんよ! 何処が悪くなるか熟知してればここまで
出来るよ(=゚ω゚)ノ マニュアルにも載ってないんだなぁ~。
さて、次はガソリンコックも欲しいって言ってたからコレも
分解しよう!
こんな感じ。 ワイヤーブラシで磨くけど先に
Оリングを外して・・・・
Оリング割れたね。ガソリンが常にかかるから劣化
する消耗品なんだけどコレもマニュアルに載ってないし
パーツリストにも無いよ! Оリングは私がねじ屋さん
で注文して売ってるの ほぼ卸値という良心的
というかねじ屋と郵便局に行く移動費と封筒買うと赤字
(どれか1つで赤字・・・つまり赤字(; ・`д・´)これだけ
買われると痛いw) 外側磨いたし綺麗になったでしょ。
組んでお終い。 4時間くらいはかかったなぁ~
お昼過ぎちゃった。