熊野ではケガレがエネルギーとなって昇華して、聖地となった。熊野詣では海辺を通れば潮垢離を、川を渡るたびに水垢離を行って旅を続けた。藤原定家が後鳥羽院の熊野御幸にお供をし、ある民家に宿をとったところ、死人が出た禁忌の家と知って慌てて海岸に戻って、水垢離、潮垢離で身を浄めている。風邪をひいたと言う。穢れた身では熊野に入れないのである。
熊野ではケガレがエネルギーとなって昇華して、聖地となった。熊野詣では海辺を通れば潮垢離を、川を渡るたびに水垢離を行って旅を続けた。藤原定家が後鳥羽院の熊野御幸にお供をし、ある民家に宿をとったところ、死人が出た禁忌の家と知って慌てて海岸に戻って、水垢離、潮垢離で身を浄めている。風邪をひいたと言う。穢れた身では熊野に入れないのである。