讃歌
モモチ(cv.豊永利行)
月並みな言葉の中で、勘繰り合ふのです
貴方の睫毛が震えた、嘘が上手、嫌いじゃない
己を塗り固めた、善意をひっくるめて篩い落とすやうな
土砂降りの雨が僕たち濡らしてく
原物の手遊戯なら いらない しらない
真綿で首を絞めてちゃ、感じない
いのちを燃やし尽くし、業をしゃぶります
骨まで愛してちょうだい、安物のらいと
仄暗い春の中、貴方の顔を浮かべてる
一縷ぐらいは夢を、見させて下さいと。
愛と金の交換事、生きる為のお仕事
おとこは愚かな生き物、安請け合い、身の請け合い
そそぐ盃の果て、消し飛ぶ意識の中で光る
偽善のぬくもり、是も又、まぼろしで
乱暴に奪われたい 汚して、遺して
真水で愛を絞めてちゃ、感じない
けものに奪われてく、今宵もしゃべります
誰でも愛してちょうだい、落魄れた、ふぇいと
あの橋の上投げ捨て、何時か清き海に
流されてく、ぜんぶ流してよ、私を。
いのちを燃やし尽くし、業をしゃぶります
骨まで愛してちょうだい、安物のらいと
仄暗い春の中、貴方の顔を浮かべてる
一縷ぐらいは夢を、見させて下さいと。
イ・チ・ブ・デ・イ・イ・カ・ラ
Lyrics:岩崎大介
Music:R・O・N