第2話 発覚の瞬間
「彼に知られてはいけない、心のどこかでそう感じていた。けれど隠し通すことはできなかった。彼の目に浮かんだのは、狂気に近い怒りだった」
友ちゃんと二人で行ったホストクラブ
その店内で友ちゃんが、彼女の担当ホストに電話をしてしまったのを知った
それを聞いた瞬間、胸がざわついた
「……終わった」
嫌な予感が、全身を締めつけ
「なんで電話したの?なんで!?」
私は友ちゃんを問い詰めた
友ちゃんは、まるで悪気もなく言った
「だって……心配してほしかったから」
その言葉は、まるで幼い子どものようだった
けれど、その幼さが、私を破滅へ引きずり込む
嫌な予感しかしなかった
Photo_by_Kamyui
その瞬間だった
沈黙を割るように、店の入口のドアが乱暴に開いた
優、友ちゃんの担当、そしてホストクラブの代表まで
三人とも怒気をはらんだ表情で店内へ乗り込んできた
空気が一瞬で凍りついた
友ちゃんだけが、
来てくれた……!と嬉しそうに小さく笑みを浮かべた
その笑顔が痛かった
友ちゃんは、彼が来てくれた事が嬉しくて仕方がないようだ
だけど私にとって、この状況は地獄への入り口でしかなかった
優の視線が私に突き刺さった瞬間、背中がすっと冷えた
ただただ怖かった
逃げ場なんて、どこにもなかった
その怒りは言葉では収まらず、私の身体に直接叩きつけられることになる
次回、第3話体罰のはじまりへ
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神結るい🌈


