You Tube 『BOB DYLAN / I shll be released』
https://www.youtube.com/watch?v=WsJH8hH8eCA僕は宗教の話をするつもりではありません。
ディラン氏の歌詞のお話です。
アメリカの5人に4人はキリスト教者で、
オバマ氏の大統領就任式でおわかりのとおり、
あの場には牧師が来ていましたよね。
ディラン氏はユダヤ系アメリカ人であり、
生まれたときからユダヤ教ですが、
80年代にキリスト教に改宗して、
キリスト教のアルバムを3枚発表しました。
現在は、ユダヤ教に戻っていて、
今は自称キリスト教者と言われていますが、
アメリカの人で「神を信じる」と答えた人が86%、
「天国を信じる」と答えた人が81%という現実と、
「世界がもし100人の村だったら」では。
30人はキリスト教者だということを考えると、
ディラン氏も自称ながら私もそうだ。と言った方が。。。
お得ということもあるかもしれない?し、
世界での理解者も多いかもしれない。
さて、ディラン氏の歌詞の話ですが、今まで翻訳されたほとんどが、
ディラン氏の歌詞ではないかも?
あのような意味不明の歌詞が、ヒットしたり、
ノーベル文学賞にノミネートされるわけがないのでは?
ディラン氏のどんなファンも、
本当のディラン氏の歌詞など伝えられていない。
英語がかなり堪能な人でも、キリスト教と聖書がわからなければ、
ディランの訳は不可能。
僕はディラン氏がキリスト教3部作を発表した後、
聖書を個人的に読み始めましたが、
中川五郎氏は、僕とのメールで、聖書は読んでいないと語りました。
以下に、中川氏と僕の訳詞を書きます。
僕の訳詞は、決して意訳したり創作したりしていないのです。
単語通りなのに、これほど違うのが不思議に思うかもしれませんが、
これも一方でボブディラン氏の歌詞と思って頂いても
いいのかもしれません。
こういう訳はネット上のどこにもないでしょうけど、
でも、( )意外は単語の意味どおりなのです。
ファンの間でも、もっとも難解とされる部類の、
「I shall be released」(アイシャルビーリリースト)です。
もし、中川氏の訳詞で、歌詞が理解出来る方がいたら
手を上げてください(笑)
まずは中川氏の訳詞から。。。。
直訳を心がけていると中川氏は僕に語っておりましたが、
僕の訳詞もまったく直訳で、
単語のとらえ方がちがうだけなのですが。。。
僕も訳してみて驚いているのですが。。。。。。
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私は解き放たれることだろう 訳 :中川五郎
元に戻す事が出来ないものは何も無いと皆は言うけど
それでも距離が縮まる事はまるでない
だから私は思い浮かべるしか無い
私をここに追いやった人たち皆の顔を
私の光が輝き出すのが見える
西から東へと
いつだって もういつだって
私は解き放たれる事だろう
守ってもらわなくても大丈夫な人は誰もいないし
倒れずにすむ人は誰もいないと皆が言う
それでも私は断じて言える
自分の姿が映し出されているのが見えると
どこか壁の上 うんと高くに
私の光が輝き出すのが見える
西から東へと
いつだって もういつだって
私は解き放たれる事だろう
この孤独な群集の中 私の隣にたっているのは
自分には咎められるようなことは何も無いと誓って言う1人の男
一日中ずっと大声で叫ぶ彼の声が聴こえる
自分ははめられたんだとわめいている
私の光が輝き出すのが見える
西から東へと
いつだって もういつだって
私は解き放たれる事だろう
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私は(人間の持つ罪から)解き放たれるだろう 訳:神谷燿
(まったく直訳なのです。最後に単語の意味付きで説明します。
本来は罪とか神とカッコの中を書かなくてもそれを感じさせるのがディランの凄いところだと思うのですが、日本人には伝わらないので。。。)
皆が(罪の)全てはつぐなえると言っているけれど
まだ(償いまでの)距離は近い物ではない
とっても 私は 皆の顔を記憶しておきたいんだ
全ての人間の中で 誰が私をここ(罪深い場所)に置いたのか
私は光を放つものが(神)来るのを見る
西から東まで
もうすぐ、もうすぐ
私は(人間の持つ罪から)解き放たれるだろう
全ての人が(神の)ご加護が必要だと言う
全ての人は(罪に)堕ちるという
それでも私は 私を見る反射する光(神)にかけて誓う
障害となる壁のずっと高いところで
私は光を放つものが(神)来るのを見る
西から東まで
もうすぐ、もうすぐ
私は(人間の持つ罪から)解き放たれるだろう
なんとかもちこたえている 私の傍らの寂しい群衆
その中に(神に)誓う事に無責任な男が
一日中とても大きな叫び声をあげる
(神に)まんまとはめられたと叫ぶ
私は光を放つものが(神)来るのを見る
西から東まで
もうすぐ、もうすぐ
私は(人間の持つ罪から)解き放たれるだろう
----------詳しい訳の説明---------------
They say ev'rything can be replaced
Yet ev'ry distance is not near
So I remember ev'ry face
Of ev'ry man who put me here
I see my light come shining
From the west unto the east
Any day now, any day now
I shall be released
皆が(罪の)全ては償えると言っているけれど
(replacedは償うという意味で、大抵は"変えられる"と訳している)
まだ(償い)までの距離は近い物ではない
とっても 私は 皆の顔を記憶しておきたいんだ
全ての人間の中で 誰が私をここ(罪深い場所)に置いたのか
(ofは~の中で、manは人あるいは人間)
(ディランは皆の顔を覚えておく、誰がここに?
と言いながら、それは人ではなく神であると知って言っている)
私は光を放つものが(神)来るのを見る
(shiningは輝きという意味だが、光を放つものと言う意味もある)
西から東まで
もうすぐ、もうすぐ
(Any day now は"いつだって"ではなく、もうすぐという意味)
私は(人間の持つ罪から)解き放たれるだろう
They say ev'ry man needs protection
They say ev'ry man must fall
Yet I swear I see my reflection
Some place so high above this wall
I see my light come shining
From the west unto the east
Any day now, any day now
I shall be released
全ての人が(神の)ご加護が必要だと言う
(protectionは 守るという意味と加護という意味がある)
全ての人は(罪に)堕ちるという
(mustは必要と言う意味の他に~に違いないとも訳せる。
fallは落ちるという意味の他に"~に来る"という意味がある。
それでも私は 私を見る反射する光(神)にかけて誓う
(see は見るという意味以外に"~を見る"という意味もある)
私は光を放つものが(神)来るのを見る
もうすぐ、もうすぐ
私は(人間の持つ罪から)解き放たれるだろう
Standing next to me in this lonely crowd
Is a man who swears he's not to blame
All day long I hear him shout so loud
Crying out that he was framed
I see my light come shining
From the west unto the east
Any day now, any day now
I shll be released
なんとかもちこたえている 私の傍らの寂しい郡衆
(standingは”もちこたえる”という意味もある)
その中に(神に)誓う事に無責任な男が
(is to blame で責任がある。notがあるので責任の無い)
一日中とても大きな叫び声をあげる
まんまとはめられたと叫ぶ (Crying out で叫ぶ)
私は光を放つものが(神)来るのを見る
西から東まで
もうすぐ、もうすぐ
私は(人間の持つ罪から)解き放たれるだろう