8日の晩…というよりは、9日未明は、僅か4時間の仮眠になりました。
5時前に目覚めたのに、ちょっとバタバタしたせいで、チェックアウトが遅くなってしまいました。
この日最初の行程は、青森5:44発 特急〔つがる2号〕です。
チェックアウト5:34、青森駅までは徒歩9分。そして、駅前の信号で2度足止め。
駆け込み乗車、セーフ(笑)。
定刻で発車し、3号車前寄りの座席へ。隣の新青森駅まで、のんびりと走ります。
青森~新青森での乗車の場合に限り、特急券は不要となる、特例の区間です。
新青森、5:49着。
新幹線までは20分ほどあったので、駅の外に出て、駅舎の撮影なんかもしてみました。
5分ほどで駅構内へ戻り、入場券を買ってから、新幹線改札を通過。
朝食の駅弁は、「八戸小唄寿司」がターゲット。さて、成果は…
お見事、捕獲成功♪\(^o^)/
これ、絶対に現地で食べてみたいと思っていたので、本当にラッキーでした。
新幹線に乗り込み、新青森を出るやいなや、飛びついて食べ始めましたから(笑)。
さぁ、メインの新幹線。
1本目は〔はやぶさ4号〕東京ゆき。車両はもちろん、E5系です。えっと…、普通車指定席です(笑)。
でも、4号車8番A席なので、許して下さい(笑)。
発車するとすぐ、三内丸山遺跡などの近くを通り、長い長い八甲田トンネルへ。
お隣の七戸十和田駅は、6:22に通過。
最初の停車駅は、八戸です。6:33着、6:34発。
二戸・いわて沼宮内と通過し、盛岡には定刻より少し早く、7:02に到着。
この瞬間、以前乗車した区間を含め、東北新幹線を全線制覇しました。この旅、2路線目の制覇です。
盛岡と仙台で、一気に多くの客を乗せ、関東を目指して南下します。
白石蔵王から宇都宮にかけて、携帯地図ソフトのオートGPSを起動させ、速度を表示。
290km/h前後の表示が出ていると、「あぁ、やっぱり300km/h位で走ってるんだ」と、実感できます。
(参考までに、手元の計時・実キロ程調査の結果、仙台→宇都宮の平均時速は、269.5km/hでした)
大宮には、8:58に到着。
ここから赤羽駅付近までは、埼京線と平行して、100km/h前後で走ります。
混雑している埼京線上り列車(大崎・新木場行き)を横目に、快適なE5系は駆け抜けます。
9:20すぎ、AKB48劇場裏(笑)を通過すると、定刻1分前の9:24に東京に到着。
到着時の先頭車である1号車付近では、車両の撮影をする人も多くみられました。
まぁ、ご覧の通り、私もなんですが…(笑)。
一旦改札を出て、行程の記録のため(?)、JR東日本・東海のMV券売機にて、入場券を購入。
コレクションとしてはどちらも持っているのですが、やはり足跡として残したかったんですよね。
ここからは、JR東海の区間へと入ります。
乗り換える列車は、9:50発〔のぞみ105号〕の広島ゆき。わぉ! チーム4カラーの〔のぞみ〕(笑)。
車両はもちろん、1+2=Nなっち700系です。今春のダイヤ改正から、定期〔のぞみ〕全運用を受け持ちます。
発車2分ほど前に、車内へ乗り込みます。
今回は12号車の中程、進行方向右側のE席です。富士山の写真が撮りたくて、あえて右側指定(笑)。
品川・新横浜は、あっという間に過ぎ、我が居住地の大和市は、わずか30秒ほどで通過。
小田原を過ぎた頃、車内販売が回ってきたので、おやつに抹茶アイスを食べました。
メーカーは、スープやコーヒーミルクでお馴染み、スジャータです。
スジャータのアイスって、食べたことあったかなぁ? 抹茶の苦みはあまり感じませんでした。
出発から約47分で、静岡県富士市へ。
車掌から、車窓の富士山の案内放送が…。今でもこんなこと、やっているんですね。
11:23、昨年訪れた三河安城を通過すると、約10分で名古屋に到着。
ダイヤが過密なせいか、最高時速275km/hという印象は、全くなかったですね。
特に、小田原→三島では、前に〔こだま〕がいたのか、だいぶ遅かったです。(平均時速195.2km/h)
名古屋から35分で京都に到着。
2分弱停車したのち、次の乗り換え地である新大阪までは約13分。12:25に着きました。
在来線乗り換え口の窓口で、記念に入場券を購入。
昼時ということで、新幹線コンコース内で弁当(*)を買い込み、次の列車がやってくるホームへ移動。
(*)発売元がJR東海パッセンジャーズで、駅弁マークを付けられないので、言わば駅ナカ弁当です。
いよいよ、ついに「♪会いたかった~」の九州新幹線直通、〔さくら557号〕です。
発車時刻は12:59ですが、折り返し準備(車内整備)がかなり遅れ、発車2分半前にドアが開くという…(爆)。
車両はJR西日本所属、N700系7000番台の8両編成です。
慌ただしく、乗客も多かったので、発車後すぐは車内はぐちゃぐちゃ(笑)。
それでも何とか、定刻通りに発車。どういうわけか、外国人のお客さんが多かったなぁ…。
新大阪で買った弁当は、新神戸を発車する前くらいに開いてみました。
「近畿味めぐり弁当」です。
その名の通り、近畿地方の名産品を集め、おしゃれな幕の内弁当風に仕上げています。
それにしても、山陽区間はトンネルが多くて、車窓もあまり面白くないんですよね。
トンネルだらけだからこそ、300km/h運転が実現しているわけでもあるけれど。
携帯の電波も悪く、駅の通過時刻ばかりを気にしていました(笑)。
岡山、13:45着。停車時間、1分16秒。
福山、14:02着。停車時間、1分5秒。
昨年の夏以来となる広島。
マツダスタジアムを左に見ながら、14:27に到着。停車時間、1分28秒。
本州最後になる山口県へ入り、徳山に14:50着。停車時間、1分12秒。
新下関を通過すると、すぐに新関門トンネルへ入り、九州へ上陸。
小倉、15:21着。停車時間、1分32秒。
山陽新幹線の終点・博多には、15:38に到着。
乗務員がJR九州へと交代し、停車時間2分18秒、15:41の定刻に発車。
北九州市から長崎西部に掛けて連なる山々が見え始め、佐賀との県境になる筑紫トンネルに入ります。
久留米に向かって速度が落ち始めると、トンネルを抜けて新鳥栖を通過。そこから僅か3分少々で、久留米に到着。
ようやく下車駅が近づいてきました。
次の停車駅は、新幹線単独駅の新大牟田。下りの〔さくら〕では、乗車中の557号だけが停車します。
わざわざ降りたのは…、そういう珍しい表示の指定券、何だかいいじゃないですか(笑)。そんな理由です(笑)。
16:06、新大牟田で下車します。
在来線では、大牟田の1つ先・銀水が福岡県最後の駅ですが、新幹線の福岡最南端は、この新大牟田。
下りホームの時刻表。
〔さくら〕を示すピンクの文字は、ご覧のように16:07発の1本だけ。 その列車でやって来たわけです。
さて、特急券は新八代までの通しで買ったので、特急券に対する途中下車(途中出場)が出来ません。
でも、降りたからには、記念に入場券でも欲しいよな…。
と思い、改札の係員さんに声を掛けてみたら、改札とみどりの窓口を往復して、入場券をしてくれました。
新幹線の駅とはいえ、いち小さな地方駅。気を利かせてくれますね。大きい駅じゃ、出来ないでしょうからね。
新大牟田駅は、大牟田の市街地からは離れていて、駅の外はこんな感じです。
南側は多少住宅が造成されていますが、北側はまるで未開発。
今は家々が立ち並んでいる、小田急のはるひ野駅をイメージしてしまいました。
駐車場はおそらく、市街地からパーク&ライド出来るように設けたのでしょう。
今着いたばかりなのに、駅の滞在時間は僅かに14分。
博多を7分あとに発車していた、〔つばめ353号〕に乗り継ぎます。
通常は800系車両での運転ですが、4月の大半の日はN700系車両で運転されました。
新大牟田は16:20発。
途中の新玉名にも停車し、終点・熊本には16:37に到着です。
熊本でも乗り継ぎは10分。
さすがに大きい駅なので、入場券の購入に出向くのは無理と判断し、コンコースでお買い物。
キオスクで「肉巻きおにぎり」を見つけて購入…したけど、肉巻きおにぎりって、宮崎名物じゃないの?
それはさておき、熊本からは〔さくら417号〕に乗車します。
いよいよ、日本の新幹線全線制覇&JR九州全線(再)制覇の区間を走ります。
熊本を16:47に発車。
新幹線の車両基地を左に見ながら、グングン加速します。
平野部の何もないところなので、スピードの制限をあまり受けないのでしょう。
田園風景を見ているのも、あっという間。
知らぬうちに減速し始め、新八代には16:58に到着。
では、改めて…
日本の新幹線を全線制覇!
JR九州の鉄道全線を再制覇!
特急券には乗車記念印を押してもらい、達成記念に入場券を3種類買いました。
左側の2枚が、東京からの特急券と、熊本からの指定券(指ノミ券)。
中程の2枚は、MV端末とE-POS仕様の入場券。
右側が新幹線向け自動券売機の入場券です。
せっかくの記念の駅なので、これくらいしてもいいでしょう(笑)。
さて、新八代駅には基本的に、1時間に1本の〔さくら〕しか止まりません。
つまり、一度途中下車すると、同じ方向の列車は1時間後というのが基本。
駅にいてもつまらないので、周辺をブラブラと歩いてみました。
駅からも遠くに見えますが、歩いて5分ほどのところに、「八代よかとこ物産館」がありました。
同じ敷地内には、「松中信彦スポーツミュージアム」も併設されていますが、17時に閉館していました。
特に何をするわけでもない熊本県でしたが、とりあえずお土産と、自分用のつまみ・菓子を買いました。
また、当地特産の晩白柚(ばんぺいゆ)もたくさん並び、宅配も受け付けているようでした。
色や形はグレープフルーツのようですが、ハンドボールくらいの大きさなんですよね。
ではでは、いい時間になってきたので、駅へと戻ります。
とはいえ、まだ少々時間があったので、最後の車中での夕食用に、駅弁を買い込みました。
しつこいようですが(笑)、この旅で食べた駅弁は、追って紹介します。
さて、この新八代駅は、九州新幹線開業時に設置された、比較的新しい駅。
昨年春の新幹線全通前には、特急〔リレーつばめ〕と新幹線〔つばめ〕が、同じホームで乗り換え出来ました。
現在では、〔リレーつばめ〕が使っていたホームには柵が取り付けられ、線路もフェンスで閉鎖されていました。
パッと見たところ、線路幅が狭軌のようなので、新幹線が入れるようにはしていないみたいですね。
さぁ、新幹線日本縦断も、残すところあと1列車。
ファイナルランナーは、新八代17:59発〔さくら419号〕です。車両は800系。
新青森からずっと指定席でしたが、今度は乗車時間が短いこともあり、自由席にしました。
前から2両目(2号車)、前寄りの座席を確保。出水までの間に、新八代で買った弁当を平らげます(笑)。
18:32、3つ目の停車駅・川内に到着。
人生で初めて、違う場所の「せんだい」を通るという、珍しい経験をしました(笑)。
新青森を出てから12時間34分後の、18:44。
いよいよ〔さくら419号〕は、終点・鹿児島中央に到着しました。
乗車距離や実乗車時間のデータは、また記事を改めて書こう…と計画中(未定)。
鹿児島中央では、このようにN700系と800系が、見事に並んでくれました。
〔さくら〕も〔つばめ〕も、もちろん〔はやぶさ〕〔のぞみ〕も、1日ありがとう! 快適な旅でした!
鹿児島では、ホテルにチェックインする前に、鹿児島中央郵便局に立ち寄ります。
目当てはもちろん(?!)、ご当地フォルムカード。4種類すべてを買うことができました。
今晩の宿泊先は、市電・高見橋電停目の前にある、「鹿児島東急イン」です。
市電の電停前ではありますが、鹿児島中央駅から歩いても6分ほどで行くことができます。
今回はインターネット予約をして、新幹線全線開業1周年プランだとかで、シングル1泊3,400円の破格プランです。
しかも…
「シングルが満室になりますので、ツインのお部屋をご用意いたします。」
…!!!
ツイン、通常価格だと1部屋、\13k位なんですけど…(笑)。
ともかく、無事にチェックイン。
簡単に荷物を整理してから、本番の夕食に向かいます。
が。
お目当てだったラーメン店、「くろいわ 西駅店」がお休み…。別の場所を探すことにします。
あー、でも、鹿児島のおいしいラーメンが食べたいよなぁ…とて、アミュプラザへ。
その前に、駅のみどりの窓口に立ち寄って、SUGOCAの特別デザインカードを購入しました。
(※アミュプラザ・フレスタで使えるため)
結局、入った店は、「ざぼんラーメン」です。
ラーメンにライスと餃子が付いたセットにしました。これで980円也。…ちょっと高いかな?
キャベツどっさりというのが、いかにも鹿児島ラーメンらしいですね。テーブルにある、大根の漬物も然りですけど。
食後、今度はフレスタ(改札前2階)のお土産屋さんへ。
家族・職場等用に、ここでも買い物です。
食後、ホテルに戻って、1つ上の階でお洗濯(笑)。
そして、郵便局で買った紙バッグに荷物を詰め込み、荷造り。
郵便局窓口が閉まっている時間なので、郵便事業会社 鹿児島支店のゆうゆう窓口で、ゆうパックとして差出。
これで多少は、荷物が軽く…なる…はず…だったんだけど…。