最近、DNA婚活なるものが巷を騒がしているのをご存知だろうか。
なんでも自分のDNAを採取して送ると、会員間でDNAの相性度が表示されるといった仕組みらしい。
そもそもWebサイトに恥ずかしい自己PRやら趣味やらを晒すといった拷問に近い迫害を受けている迷える婚活子羊たちに、さらにDNAまで差し出せと言うのか。
DNAを差し出してまで、結婚相手探さなくちゃならない時代になったのか、日本政府は何をやっているんだ!と怒りを覚える一方、一旦冷静になってDNAを差し出すとどんな悪いことが起こるか想像してみた。
1.犯罪を犯した場合、すぐにDNA鑑定で捕まる。
DNA採取キットなるものが自宅に送られてくる以上、本名と住所とDNA情報がセットになってその婚活業者に入ることになる。言うなれば、指紋取ったやつ、ここにいます。といっているようなものに近い。
そんなやつが犯罪を犯せば、現場に残されたなにやら(汗とか血液とか)でDNA鑑定される訳だが、警察が「あ、あそこにDNA情報集まってんじゃね?令状発行しちゃおうかな。」って思いついちゃったら、その業者は提出せざるを得ない。そしたらトントン拍子で確保。嫁もまだ見つかってないのに。
2.クローンが作られてしまう。
羊のドリーちゃんのようにもうクローン技術は実現レベルにまで達している。今は倫理観で人間は作らないようになっているけど、何かの拍子に「ま、いっか。」となれば、そこら中にコピーロボット(©藤子不二雄)のようものが大発生することになる。
しかもそいつらは自分のように酒とタバコで汚れた内臓ではなく、極めてピュアな内臓を持っているため、オリジナルより極めてピュア&クリーン。臭くも無いし、階段も颯爽と登れる、超ハイスペック俺になる訳だ。「オリジナル君は、駄目だね。」なんてコピーに言われたら、もう二度とPCでバックアップ取りたいなんて思わないだろう。そうしたらもう仕事で資料作ってもすぐ削除するといった、スパイみたいな生活を強要されるよね。
3.スペックばればれ。
DNA取ると頭の良さとか運動能力とか、怒りやすいとかプレッシャーに弱いとか分かるらしい。そんなものがバレた日には、仮にサイトで結婚できたところで嫁から「この劣等遺伝子が!」なんて新しいなじられ方をするに違いない。更には娘からも「お父さん臭ーい」ではなく、「お父さんのDNA要らなかったな…」なんて言われる近未来も想像に固くない。「俺のことは馬鹿にしても良いが、DNAを馬鹿にする奴はゆるさんぞ!!」と言い返してもお父さん格好良くない。
と妄想を繰り広げてきたがサイトをよくよく読んで見たら、DNA情報は相性に必要なHLAってとこしか検査しなくて、これだとDNA鑑定もクローンもスペックも実現しないらしい。
なんだよ、つまんねぇ。
いやしかし、たった1980円でDNA検査して婚活サイトやっているってことは、何か陰謀の匂いを感じざるを得ない筆者は、今後もDNA婚活に注目していきたいと思っているのである。
