先週は、震災を受けた対応の裏づけとなる「補正予算」などの議論がずっと続きました。緊急の必要性と財政難の両者をバランスさせるのはなかなか難しいですが、時間はもうかけられません。真剣に政策議論をする場が続く一方、またぞろ出てきた政局論ばかりが報じられるのは悲しいものです。

 日中の移動中、補正予算の各省ごと資料を読み込みながら、あっという間に夜。統一地方選挙に現れた厳しい内容を評価と受け止め、あるべき方向へと動かしていく義務を改めて認識すべきであり、その点を国会全体に波及させるための方法論をずっと考えています。
 
 さて、写真は夕方の一枚。神奈川県自動車整備振興会足柄支部の方々が、中古車17台・フォークリフト2台・原付2台などなどを石巻市に寄贈する出発式です。

 2週間ほど前、「どこか必要性の高いところへ寄付したい」と相談を頂き、石巻市に相談すると、「是非、是非、できるだけ早く!」というお話でした。石巻は、今回の被害のなかでもトップクラス。公用車も流され、膨大な公務の最大の障害が車両不足でした。中古車も手に入りにくい状態で、本当に喜ばれていました。

 「こんなときにも車庫証明がどうのこうのと…」との、『お役所仕事』の課題がありましたが、とにかく被災地に届いて良かった…。後日、「無事、届けてきたよー」と明るい声でお電話を頂きました。

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