国会日程を終えて帰ろうと、東京駅にいた時でした。ゆっくりとした大きな揺れ始めで、「この前の東北の長周期振動だな」と思いましたが、以後の揺れの強まりと長さでただ事ではないと感じました。

 東京駅前に出ると、既にそこはビルから出てきた人・人・人。余震のたびに外壁や窓ガラス、外付けの看板が揺れて大きな音がします。そのたびに、多くの人は建物から離れ、路上に走っていきます。

 当面、電車は動かないと判断し、国会へ逆戻り。いつもの3倍くらいの時間がかかりました。その間も、ヘルメットをかぶった多くの人。表情に緊張感が漂います。携帯は繋がらないものの、ノートPCのWIMAXはOK。メールにて各所と連絡を続けました。

 国会の固定電話はそれなりに通じる状態。地元各所、関係機関と連絡を取り続け、怪我人や津波、停電、塀の倒壊情報、観光客対応や帰宅困難者の話などなど。時間の経過とともに拡大が気になるところ。

 今日は帰宅をあきらめ、国会で情報集約と関係機関への対応依頼に徹することとしました。震源地に近い東北方面からは続々と悲惨な状況が寄せられます。関東大震災を超える未曾有の災害に、国を挙げての救助・救援、応急措置をまず徹底しなければなりません。

 今夜は眠れなさそうです。

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