歯医者さんの豆知識:歯並びのお話!! | デンタルケア神谷町の独り言 φ(.. ) Deep breathing of dental care Kamiyacho

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2012年7月よりスタートしました当院ブログ!!これからも歯科の豆知識から雑学!!スタッフの小言などジャンルを問わず気まぐれに記載していきますのでどうぞよろしくお願いします(^ ^)/

今日は歯並びについての雑学を勉強しましょう。海外で歯の治療と言うと虫歯や歯周病等の治療と同等に歯並びを整える矯正治療が重要視しされています。特に欧米では、歯並びでその人の育ちや家庭環境まで判断されてしまうという風潮もあるようですが、それだけではなく歯や噛み合わせの状態が全身の健康に与える影響についてもしっかり認識されている方が多く健康維持の為の治療ととらわれている事も事実です。 その他にも矯正治療に対し意識が高いのには理由があるという新聞記事を目にした事があります。その理由とは、言葉を話す時の歯並びによる「発音」問題のようです。歯並びが乱れていると発音が難しく、特に英語では発音の区別がつきにくく聞き取りづらい言葉になることがある為、滑舌の悪い人になってしまいやすいのです。もちろん滑舌に関しては、歯並びだけでなく唇や舌の使い方と位置、表情筋の使い方、ドライマウスとの関係、など様々な要因があります。また英語と日本語の違う所は、英語では「th」「s」「v」等、歯と舌、歯と唇のすき間から空気を出して発音する言葉が多い為、正しい発音を出すには、整った歯並びが重要になるのです。そういった面からも、英語圏を中心に小さな頃から矯正治療をしている方が多いのです。日本語においても、歯並びが発音に支障をきたす場合があり、正しい発音を求められるアナウンサーさんや声優さんといった職業の人は歯並び治療されてる方が多いです。話は変わりますが最近日本の医療に大きな変化が現れました。それは、以前より外国人患者様が増加したという事です。今までの医療スタイルでは、どんな治療でも日本人向けにアレンジされたものや、日本人の治療として臨機応変に対応されたものが多かったと思いますが、これからはそれを変換しつつオーダーメイド医療を今まで以上に取り入れていく事が重要になってくるのではと考えます。2020年、東京オリンピックも開催されるということで、益々、外国人の方が訪れ国際化してくる日本。そういった場合でも十分対応できるように、またそれに備え英会話を勉強される方も多いと思いますが、もし練習しても英語の発音がなかなかうまくならないという場合は歯の矯正治療をしたら、もしかして上達するかもしれません。そういった部分もしっかりと治療でき矯正の重要性を広めていける業界をつくっていかなければと改めて感じました。