若い世代を中心に梅毒の患者が増えています!梅毒とは性感染症のひとつで以前は日本でも非常に多く見られた感染症でしたが治療薬の普及により患者が減少していました。 しかし近年、国内での梅毒報告数が急激に増加しており問題となり対策が急がれています。
<<梅毒とは>>
梅毒は、梅毒トレポネーマという病原菌が原因となる感染症で感染すると全身に様々な症状が出ます。早期に発見できれば薬物治療で完治しますが発見や治療が遅れたり治療せずに放置すると長期間の経過で脳や心臓に重大な合併症を起こすことがあり妊娠している女性が梅毒に感染すると胎盤をとおして胎児に感染し死産、早産、新生児死亡等、様々な障害を引き起こす可能性があります。過去に治療済みでも再度感染することがあるので注意が必要です。