遅くなったけど…。
卒業式を終えての話しを…。


学校のカウンセラー業務の仕事についてから、6回目の春が来ました。


いろんな仕事をしてきたけど、この学校の業務でしか味わえないのが卒業ですよね。

こ~のし・は・いからのぉ!!

そつぎょぉ~~お~!!


た・た・かいからのぉ!!

そつぎょぉ~お~!! みたいな?w 


今の時代尾崎豊みたいな奴はいないかw




やっぱりさ。別れって悲しいよな。

一生会えないわけではないけどさ。


同じ空間で過ごして、同じことをやってきた仲間と離れるのは、辛いものだよね。


卒業式に出席するといつも思うんだよ。




この仕事しててよかったなって…。





人が涙を流して別れを惜しんでいる…。
その涙は悲しみの涙かもしれない。 だけど、悪い涙じゃない。
この日だけは、泣いていいと思う。
この瞬間は一生に一回しかないからさ。




そして、学校だから卒業式って歌歌うじゃない?


他のどんな歌なんかよりも感動するし、
何より、心からこの卒業に対する思いがあるからこそ、
聞いているこっちは、背筋がぞくっとするほどの…
なんていうかな、魂の叫びというか…。 心に刻まれるものがあるよね。
それに、人が本気で泣いている姿を見る場面なんて、
そうそう出くわさないわけで、なんというか…。 感動するよ。まじで!



俺が六回の卒業式を経て思ったことは、こんな感じかな。



自分が学校にいっていなかったこともあって、残念ながら小学校の卒業式はでたことがないんだ。

一生に一回しかない瞬間を俺は逃してしまったわけだ。

もう戻ることはできないし、やることもできない。


だけど、


だけど、



俺はこれがあの時の自分にやってやれなかったお返しなのかなっておもうよ。



そして、俺自身はこの仕事を前年度いっぱいで卒業となった。


まぁ、廃校になる学校にいたという話もしたと思うけど、

ここにいる先生たちは、みーーんなバラバラになったわけですよ。


悲しいよ。 本当に…。


仲いい先生もたくさんいたしさ。
俺は、給食のおばちゃんや事務のおっちゃんたちとも仲良くさせてもらってたからさ。

もう、一つの空間にみんなが集まることはないわけだよ。

担任の先生たちとは、職員旅行でガチで朝までなま教育話をしたりしたこともあったな~。
先生たちってやたら酒つえー人多くて、日本酒を何升開けたか…w

給食のおばちゃんには、1人暮らしだからって夜食持ってきなさいって給食の残りをおにぎりにしてもらったこともあったしな~。

事務のおっちゃんや、講師の先生たちと、ラーメンツアーやバチンコ、競馬のギャンブル会もやったしな~。

もう、そんなことできる機会も少ないんだろうな…。

そうそう、最後の卒業式だったこともあり、卒業生たちが何人か来てたんだよね。
そして、例の如く絡まれましたw

卒業生A「お、レイじゃん!まだいたんだ~w」

俺「ったりめーだ!廃校になるからきたのか?」

卒業生A「そうだよ。てかさ、相談室最後にいかせろよ~」

という流れで、悪ガキ5名がラスト相談室に来ましたw

昔を名残惜しむように、色々話をして過ごしました。
そして、うれしことが起きました★


卒業生Bは、女の子で相談室に来るときは決まって、

「レ~イ。暇なんだけど、なんかおもしろい話して~。」 とか、

「レイってさ~まじ、いつもキモイよね~」 とか、

「エロジジイって感じだよね~」 とかぶつぶつ言っている生徒でした…。

そして、相変わらず、キモイだのなんだの言ってたけども!

はじめてこんなことを言いました。


B「相変わらず、レイは変わらずキモイよね~」

俺「おい!だからーキモイとか言うなw 先生も傷つくぞw」

B「ごめんごめん。でも、レイに会いに行くといつも元気もらえてたから楽しかったんだよ」


お!って一瞬とまってしまったw
かわいいとこあるんじゃんか!と思ってしまったw

彼女なりの挨拶だったのかもな。 そんな思い出の場所は、もうなくなるのか…。



終わらせないと始まらない…か。


俺は、今、新しい職場に変わり、新しい仲間と新しい子供たちと新しい一歩を踏み出しました…。


なれないことばかりだから、しばらく、日記はかけないかもしれませんが!!


おもしろいネタはたまってきているので、なるべく更新したいと思います★