2分ぐらいの短い曲をギターを弾き終えると、彼女が大きな拍手をしてくれた。
「この曲いいね。最近の曲って恋愛の歌多いし、曖昧な表現の歌詞が多いから聞き手がわからなかったりするのが多いでしょ?こんなにストレートに自分の思いを表現してるラフな曲っていいと思うな~。」
すごく熱心に聴いてくれた上に、こんなに熱弁してくれる彼女を見入ってしまった。すると彼女が、
「あっ!ごめんなさい。私、普通に友達に話すみたいに話しちゃって…。」
「ぜんぜんいいよ。敬語よりもそっちのほうが、会話がぎこちなくていいと思うし、そうえば、名前聞いてなかったけど、名前はなんていうの?」
彼女が戸惑ったような顔をした。
「……えっ?あ……。レナです。あなたは?」
「僕は、レン。何かお互い名前が似てるね。」
僕が笑って話すと彼女も笑って答えてくれた。
「曲聞かせてくれてありがどう。また、明日もいる?」
「うん。仕事しだいだけど、たぶんね。」
「じゃぁ、明日も来るね。今日は、そろそろ帰るね~。じゃ~またね~。」
僕は彼女に手を振って、彼女も僕に手を振りながらジョギングの続きに行った。
まさか、こんな出会いがあるなんて、僕は少しレナちゃんが気になった。
次の日、仕事が終わって約束どおりに公園に行って、
昨日のベンチに座ってギターを弾いて待っていた。
すると、約束どおりにレナちゃんは来た。
「こんばんは~。」
元気のいい声で僕に声をかけてきた。
昨日と同じように、上下ジャージに帽子をかぶった姿で現れた。
また、HEYを歌ってほしいと言われて歌った。
昨日よりも、リラックスして歌うことができた。
「レンくんは、どんな曲聴くの?」
「何でも聴くけど最近の曲は全然わからないな~。古い曲なら結構知ってるけど……なんせ、テレビあんまり見ないから、最近の人たちはどんな人がいるかさえもわからない。」
「テレビあんまり見ないってことは、最近のドラマとかも全然知らない感じ?」
「まぁ~そうだね。だって、ここにこうしているか、本読んでるかしかないかな。流行にうといってやつです。」
僕が笑いながら答えると、彼女も笑ってくれた。
「今日も何か弾いてくれる?」
「かしこまりました~。」
そして、2人で1時間ぐらい歌を歌って過ごした。
レナちゃんは、すごく歌がうまくてびっくりした。
「レナちゃん、すごく歌うまいね!びっくりしたよ~。プロになれるんじゃない?」
レナちゃんが少し笑って、
「そんなことないよ~。でも、ありがとう。あ~すごい楽しかった。シェイプアップ以外にレンくんと、こーして歌える楽しみができてよかった。」
帽子の下の笑顔がかわいかった……。
メガネも良く似合ってるし……。
「僕も、レナちゃんと歌える楽しみができてよかったよ。」
「うん。でもね、私、仕事の都合で、あと2週間しか、ここにいないんだ……。」
それを聞いて、すごく残念に思った……。
「そうなんだ……。残念だけどしかたないね。でも、まだ、2週間あるじゃん!そう考えればさ。その2週間は楽しいじゃん!」
「……そうだね!レンくん、ちなみに、明日は仕事で、この時間はこれないから明後日くるね。じゃあ、またその時に。」
「うん。わかった。明後日待ってるね。じゃあまた~。」
昨日と同じように、レナちゃんに手をふって、レナちゃんも僕に手をふりながら走っていった。
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「この曲いいね。最近の曲って恋愛の歌多いし、曖昧な表現の歌詞が多いから聞き手がわからなかったりするのが多いでしょ?こんなにストレートに自分の思いを表現してるラフな曲っていいと思うな~。」
すごく熱心に聴いてくれた上に、こんなに熱弁してくれる彼女を見入ってしまった。すると彼女が、
「あっ!ごめんなさい。私、普通に友達に話すみたいに話しちゃって…。」
「ぜんぜんいいよ。敬語よりもそっちのほうが、会話がぎこちなくていいと思うし、そうえば、名前聞いてなかったけど、名前はなんていうの?」
彼女が戸惑ったような顔をした。
「……えっ?あ……。レナです。あなたは?」
「僕は、レン。何かお互い名前が似てるね。」
僕が笑って話すと彼女も笑って答えてくれた。
「曲聞かせてくれてありがどう。また、明日もいる?」
「うん。仕事しだいだけど、たぶんね。」
「じゃぁ、明日も来るね。今日は、そろそろ帰るね~。じゃ~またね~。」
僕は彼女に手を振って、彼女も僕に手を振りながらジョギングの続きに行った。
まさか、こんな出会いがあるなんて、僕は少しレナちゃんが気になった。
次の日、仕事が終わって約束どおりに公園に行って、
昨日のベンチに座ってギターを弾いて待っていた。
すると、約束どおりにレナちゃんは来た。
「こんばんは~。」
元気のいい声で僕に声をかけてきた。
昨日と同じように、上下ジャージに帽子をかぶった姿で現れた。
また、HEYを歌ってほしいと言われて歌った。
昨日よりも、リラックスして歌うことができた。
「レンくんは、どんな曲聴くの?」
「何でも聴くけど最近の曲は全然わからないな~。古い曲なら結構知ってるけど……なんせ、テレビあんまり見ないから、最近の人たちはどんな人がいるかさえもわからない。」
「テレビあんまり見ないってことは、最近のドラマとかも全然知らない感じ?」
「まぁ~そうだね。だって、ここにこうしているか、本読んでるかしかないかな。流行にうといってやつです。」
僕が笑いながら答えると、彼女も笑ってくれた。
「今日も何か弾いてくれる?」
「かしこまりました~。」
そして、2人で1時間ぐらい歌を歌って過ごした。
レナちゃんは、すごく歌がうまくてびっくりした。
「レナちゃん、すごく歌うまいね!びっくりしたよ~。プロになれるんじゃない?」
レナちゃんが少し笑って、
「そんなことないよ~。でも、ありがとう。あ~すごい楽しかった。シェイプアップ以外にレンくんと、こーして歌える楽しみができてよかった。」
帽子の下の笑顔がかわいかった……。
メガネも良く似合ってるし……。
「僕も、レナちゃんと歌える楽しみができてよかったよ。」
「うん。でもね、私、仕事の都合で、あと2週間しか、ここにいないんだ……。」
それを聞いて、すごく残念に思った……。
「そうなんだ……。残念だけどしかたないね。でも、まだ、2週間あるじゃん!そう考えればさ。その2週間は楽しいじゃん!」
「……そうだね!レンくん、ちなみに、明日は仕事で、この時間はこれないから明後日くるね。じゃあ、またその時に。」
「うん。わかった。明後日待ってるね。じゃあまた~。」
昨日と同じように、レナちゃんに手をふって、レナちゃんも僕に手をふりながら走っていった。
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