斜視の手術を終えて～ご報告～

仮面女子の神谷えりなです。

以前報告させていただいた手術の経過や内容など文章に出来たのでご報告させて頂きます。

手術前の神谷についてはこちらをご覧ください。

☆神谷えりな物語～アイドル生命をかけて目の病気と闘う決意～

http://www.alice-project.biz/dailyalice/tube?id=4

いま斜視に悩んでいる人の励みや参考になれば嬉しいと思い細かく書いています。

同じ症状で悩む人に届きますように。。

まず最初に手術は成功しました！！！

※手術直後の写真です。まだ目に血が滲んでいます。。。いきなりこんな写真でごめんなさい。

5月28日午前。

手術前は予想以上に冷静でした。

むしろ待合室で寝てました、笑

点眼を三回くらい時間の感覚をあけてさすんですけど、その待ってる間に気づいたら寝てたり、、

手術室に入るときも先生がリラックスさせてくれようとお話をたくさんしてくださって、「あれ？私今から手術するんだっけ？」って思うくらいラフな感じでなにも緊張も不安もなかったです。

もしかしたら、不安とかそーいう気持ちを一線こえたのかもしれないです。

でも、周りの手術台のベッドや先生の手術着などは手術を意識しちゃうと思ったんで、なるべく見ないようにしてました。

平気と思っていてもどこか怖い気持ちもあったのかなと思います。

万が一のためにと心電図と血圧の機会も設置されましたが、ずっと一定音で乱れがなかったです。

手術中は、、

目だけの部分麻酔なので、意識はもちろんあるし目でも景色がみえています。

でも髪の毛は帽子をかぶされて、顔全体に目だけあいてる紙？みたいのをか

ぶされて、手術しないほうの目をかくされて、左目(手術する目)だけ出てる状態でした。

最初に目の洗浄や点眼麻酔。

まだ私の中では余裕な感じでした。

手術中はずっと右をむいていてと言われました。レーザーの音、器具の音全部きこえてきました。

ハサミで糸を切る音が聞こえたり、目に何かが入ってくる感覚はずっとありました。

多分筋肉をいじられてるだろうなあってときは、ずっと苦しくて力んでしまう感じ。この時間がずっと続いたら結構しんどいっていう感覚。

水みたいな塊をいれてくるときがあって、それは気持ちよかったなあ。

筋肉をいじってるときであろうときは先生も真剣になり無言の時間が続きましたが、手術室に入ってから先生の話の半分以上は冗談や笑い話、笑

私が緊張するであろうときは先生が冗談を言ってくれたりして、たくさんリラックスさせてくれました。

天井と壁に十字の印があって、それを実際眼で見て治ったかどうかを確認します。

一度、治ったといって印をみて確認してところ、まだ二つにみえました。

このとき、先生たちの間で難しい単語が飛び交っていて何て言ったかは覚えていませんが、もう一度横になって器具で治しが入りました。

そして、もう一度印をみたところ一つにみえました。

器具の音の怖さとかよりも、もしここで動いて違う部分が切れたら、、っていう恐怖のほうが大きくて、痛みとかは全くないのに変に緊張しちゃったなあ、、汗

自分が不安な想像などしなければ案外平気だったハズ、、。

手術後は「あれ？もうおわり？」という感じであっとゆうまでした。

手術時間は一度やり直しが入ったので、それも含めて1時間ちょっとくらい。

目をひらいてみたら、、、もともと視力が悪いので景色の見え方はぼやっとしていて、「よっしゃー！なおった！！」っていう激しい喜びはなかったんです。

遠くのものをみて一つにみえる？二つにみえる？ってきかれたときに、一つにみえます。と答えて、「よし！おわり！なおったよ！」と。

そのまま薬をぬって眼帯したので、、、「あれ、、私なおってるよね、、？」とまだ実感わかない状態、、。

このときは、ただ目に違和感があるという感じ。

眼鏡でも景色を見せてもらったんですが、目が重たくてただ疲れるからまだゆっくり休めたいな、、ってずっと思ってました。

手術のときは、母親も来てくれました。

でも、外で待ってたので、「いってらっしゃい。」と一言。

多分もう子供じゃないので、私自身に任せたという感じだと思います、笑

でも術後はやっぱり一人じゃなくてよかったなと思いました。母親は「よかったねえ」と言ってくれて、私は片目しかみえなくてふらふらしてたので、しばらく横になっていたんですが、誰かがいてくれるっていう安心感がありました。

そして、術後一週間後に経過観察検査にいってきました。目の状態については「まあ、多少ズレがあるけど、本人が納得しているなら大丈夫でしょう」と言われました。

多分、先生から見たらまだ若干斜視が残ってるのかな、、でも重複みえることはないです。

また検査でヘスチャートをやりました。

術前から術後の結果も大分変わってよくなりましたが、術後からさらに一週間経ったこの日、また更に結果がよくなっていました。

段々、私の視界のズレがなくなってきていることが証明される検査で嬉しかったです。

これからも何回か定期的に検査を受けに行きます。目薬等も毎日何回もささないといけません。

それでも、手術して本当によかったと思います。

先生に出会えてよかった。

みえる景色が二つから一つに。

わからない人には伝わらないかもしれません。

でも、私の人生の中でこの先景色が一つにみえることがあると思わなかった。

当たり前のことかもしれないけど、当たり前じゃなかった。

これからは、仮面女子として日本中、世界中に飛び出して国民的地下アイドルを目指していきます。

そして、私のように病気で悩む人、それ以外でも悩んでいる人はたくさんいると思います。そういう人たちに向けて、私の今回の数年の闘いを発信していって、希望をもって前へ立ち向かっていってほしいと思います。

私はほんのちっぽけな地下アイドルの女の子。

それでも必死に足掻いて、生きています。

大層なことは言えないけど、、今回のことで一つだけ自信持って言えます。

『希望だけは絶対に捨てないで。』

ファンの皆さんに貰った千羽鶴、お守りです。

ありがとうを千回言っても足らないです。本当にありがとうございます。

PS モデルプレスさんで記事にしていただいています。

http://mdpr.jp/news/detail/1493618

神谷えりな

にゃあ

＊erina＊