「労働条件通知書」にこめる愛★ | 千葉・津田沼の社労士 神谷綾のつれづれ日記

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平成25年3月開業!5歳の子育て中のママ社労士奮闘記です。

こんにちは。千葉県船橋市、津田沼の社労士、神谷綾です。


今日は昨日とうってかわって、津田沼は抜けるような青空です!

でも今日もまた引きこもり作業予定です。。

あれもこれも、あれもこれもやらなくては。。


ところで昨日は、

ずーっとお客様の「労働条件通知書」を作ってました。


労働条件通知書、っていうのは、

その会社で働く人、ひとりひとりに渡す書類で、


例えば、

お給料がいくら、働く場所はどこ、

働く時間は○時~○時、お休みはいつ、


なんていうのを、こと細かに載せておくものです。


労働条件通知書なんて、労働局にひな形もあるし、

ちゃっちゃっとできるんじゃないのー?

・・・と思われる向きもあると思います。


そりゃーまぁ、ちゃっちゃと作ることもできなくはないです。

でもひな形に情報当てはめて、「はいどうぞ」って、

それじゃプロの仕事とは言えないのでは・・・


ということで、私はいっつも手間ひまかけて仕込んでます。

その会社様に合わせて、ベストの状態を模索します。


私、この書類って、

会社からスタッフの方に対する「」だと思うんですよねー。

って、なにを突然言い出すのかとお思いでしょうが(笑)


だって、会社で働く以上、

どういう条件で働くかはすっごく重要なんですが、

なかなか、お金のことって、会社に聞きづらいと思うんです。


本来、会社と働き手は、対等であるべきなんですが、

やっぱりどうしても、働き手の方が下にみられることも多いというか。。


働き手側からすると、雰囲気的に、

これ、会社に根掘り葉掘り確認するの、キツいなぁ、

っていうところは、どうしてもありますよね。


「通勤費って出るのかな・・・」

「有休ってもらえるのかな・・・」

「こんな細かいことを聞いて、社長に嫌われたらどうしよう・・・」


っていうモヤモヤを、

ちゃーんとこの「労働条件通知書」を作っておいてあげることで、

事前にきっちり晴らしておいてあげると、

会社も働き手も、お互いスッキリするかなー、と。


心にモヤモヤを抱えたままで、

働き手が、会社のために、ベストパフォーマンスができるか?

というと、答えは絶対「NO」ですよね。


なんだか小難しい書類だし、めんどくさいし、

直接利益を生み出すモンでもなさそうだし、

だいたい、今までそんなもんなくたって、

別にどこからもおとがめもなかった、


と言われると、確かにその通りかもしれません。


あと、「労使トラブルの防止」「作るのが義務だから

って思うと、なんだかすっごく萎えますよね(笑)


でも、この書類、

「スタッフさんに、気持ちよく働いてもらえるように・・・」

っていうのが、第1の目的です。

是非そんな思いをこめて、作ってみて下さいね。


もちろん、全員分ゼロから作るの、とっても大変だと思います。

そんなときは是非、当事務所にお声掛け下さいませー!


愛情たっぷり込めてお作りします★




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よかったら見てみてくださいね~!