美智也ヒット曲 総合56位 総売上1億600万枚以上
てんまり数え唄
手まり唄は、まりをつくときに歌う歌です。てんてんてんまり というように、語呂がよく、くりかえしがあると歌いやすい。
そのあとも、「か」つながりになっていて、 山のかげに からす カァとなくとなっています。
おもしろいですね。
数え歌は数が出てくる歌ですが、数えているのは墓石で、二つと歌っています。
二つなら、おとうとおかあの墓にちがいないですね、これは悲しい数字です。
子守っ子は、お盆がきても里帰りさせてもらえない。せめて夢で両親に会いたい。夢にでてくるのは、2人が眠る、墓石が二つ。
お借りしています
手まり数え唄
てんてんてんまり 手まりの里は
手まりのお里は 山のかげ
からすカァと啼いて 行くところ
お盆が来たなら ことづけ頼む
ことづけ頼むよ こっそりと
知れりゃ旦那さんの 目が怖い
尋ねてみました 夕べも夢で
夕べも夢で はるばると
二つならんでいる 墓のそば
貧しい家の子は、口べらしに子守にやられ、女郎さんに売られた娘もいる。
まずしさゆえの悲しみを、子守の手毬唄にこめて、三橋美智也さんが歌っています。